みなさん、こんにちは!
こんにちは。Willingsのインターンシップコーディネーター、ヤナカです!
実は今年Willingsでも2名インターンシップ生を受け入れました。
私たちも受け入れ企業様の気持ちを体感することができました。
開発に関しては、GALK Portalというインド工科大学の人材を管理する自社のポータルサイトの機能追加をやってもらいました。
最初2週間は緊張した雰囲気が漂っており、正直何を話していいか分からず、気まずい沈黙が続くことも。。(失笑)
毎日30分のミーティングを実施して、コミュニケーションを取るのですが、
ただ、折角だからミーティングを少しでも日本のことを知ってもらうために活用することにしました。一日一つ日本語のフレーズを教えたり、日本の文化(富士山、温泉、新幹線、などなど)を紹介しました!
すぐに気づいたのですが、日本人だからこそ、当たり前に話している日本語や、
当たり前に囲まれている日本文化を説明するのは難しい。
英語となるとさらにハードルが上がるので、毎回準備をして臨んでいました。
最初は「うまくやろう」と形式ばった感じになってしまいましたが、
インド人は自由にディスカッションするのが好きなので、途中からはフリートークを心がけるようにしました。突拍子もない質問が飛び交い、焦って上手く答えられないこともありましたが、
彼らは日本と比較してインドについても教えてくれて、カルチャーエクスチェンジをお互い楽しむことができました。
ちなみに私と同僚がミーティングを取り仕切っていましたが、
彼の方は英語は話せません。
当初は「英語を話せないから」という理由で、ミーィング中ずっと黙っていましたが、
インド人としては不思議でしょうがないようでした。
(インドでは発言をしない人は、考えがない人と見なされるので、「うまく話せない」という理由で日本人が黙りこくっているのは、あまり理解ができないようです。)
それでも、少しずつ同僚が頑張ってコミュニケーションを取ろうとすると、
インターン生たちが喜びました。
「○○さんが喋ってくれた!」
「今日は○○さんのことが知れてよかった!」
最終的には彼らは問題なく日本語の挨拶を習得してくれて、日本文化についても理解が深まったようで、いつか日本に招待して、お寿司をご馳走する約束をしました^^
今の日本企業に必要なのは、多様性を受け入れる「歩み寄り」
私たちは「もっとインターン生とコミュニケーションを取ってください」と企業様に言う立場ですが、改めてそれがどれだけ難しいかを痛感しました。
今回気づいたのは、「うまくやろう」としてはいけないこと。
それよりも相手と真正面から向き合い、相手を理解しようとする歩み寄る努力がいかに重要かということに気づきました。
日本ではダイバーシティ推進は先進国の中でも後れを取っています。
でも、この多様性を受け入れる「歩み寄り」が日本企業、ないしは日本社会を変えるのではないかと思いました。