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投稿者名:Willings-Inc.

グローバル人材はなぜ必要?4つの理由と人材確保のポイントを解説

異文化と適切に連携してビジネス展開などができるグローバル人材がなぜ必要なのか、その主な理由は、以下の4つです。

グローバル人材が必要とされる理由4つ

上記のとおり、グローバル人材は、グローバル化が進むなど市場ニーズや労働環境の変化が大きい現代社会で、効率的にビジネス展開をするために必要な人材と言えます。

グローバル人材のスキルを活用することで、

https://altethos.com/0x92i46xg8 ・海外ならではのニーズや習慣・常識などに合わせたビジネス展開をする
・国内市場の何十倍もの規模の市場で継続的に利益を拡大する

などが可能になるからです。

このように、グローバル人材を上手に活用することができれば、新しい市場を開拓したり優秀な人材を確保したりしやすくなるなど、企業にとって多くの利点があるでしょう。

ただし、「一般的に必要性が高い人材だから、自社でも確保してみる」といった安易な姿勢で人材確保に動いてしまうのは、おすすめできません。

Can I Buy Zolpidem In Mexico 「グローバル人材とはどのような人材なのか」その特徴や、「どういったポイントを押さえて採用すべきなのか」を押さえておかないと、せっかく確保した人材を有効に使いこなせない結果になってしまうからです。

今回は、グローバル人材の活用を検討するなら押さえておくべきポイントについて、ご紹介します。

【当記事のポイント】

Zolpidem Order Lorazepam ・グローバル人材とは
・グローバル人材はなぜ必要とされるのか
https://tothassociates.com/uncategorized/v2z4qjdj ・グローバル人材を確保すべき企業
・グローバル人材を確保する方法
https://www.winkgo.com/cyi8t4ie0 ・グローバル人材を確保する際のポイント

グローバル人材は、 https://www.jacksonsmusic.com/2024/11/vxa90keuon 今後、効率的に経営拡大を目指すなら、ぜひ使いこなせるようになりたい人材です。この機会に、グローバル人材について基本を押さえ、目的に合わせて有効活用できるようになりましょう。

 

https://tvmovievaults.com/vaqlju4x 1.いま必要とされる「グローバル人材」とは?

いま必要とされる「グローバル人材」とは?

グローバル人材が必要とされる理由を正しく理解するためにも、まずは、グローバル人材とはどのような人材を指すのか押さえておきましょう。

Get Ambien Online グローバル人材の意味やできることを把握しておくことで、グローバル人材が必要とされる理由の理解が深まるためです。

ここでは、グローバル人材の定義や必要とされるスキルを解説しますので、参考にしてください。

 

Can You Buy Zolpidem In Mexico 1-1.グローバル人材の定義

冒頭でもお伝えしたとおり、グローバル人材とは、 Buy Zolpidem Paypal グローバル化の中でも異文化と適切に連携して、ビジネスを展開することなどができる人材を指します。

総務省によると、グローバル人材とは、「 日本人としてのアイデンティティや日本の文化に対する深い理解を前提として、豊かな語学力・コミュニケーション能力、主体性・積極性、異文化理解の精神等を身に付けて様々な分野で活躍できる人材」です。

Ambien Prescription Online グローバル人材とは
https://www.amyandthegreatworld.com/2024/11/nrtgdf1 ・日本人としてのアイデンティティや日本の文化に対する深い理解がある
・豊かな語学力・コミュニケーション能力を有する
・主体性・積極性がある
・異文化理解の精神等を身に付けており、様々な分野で活躍できる

このように、グローバル人材と言えるためには、 単に語学力や異文化の知識があるというだけでなく、コミュニケーション能力や積極性があり、日本人としてのアイデンティティを備えていることが求められます

 

1-2.グローバル人材に必要とされるスキル

総務省の定義を踏まえると、 グローバル人材に必要とされる代表的なスキルは、

Ambien Mastercard ・日本の文化に対する深い理解
Ambien Cheapest ・語学力・コミュニケーション能力
http://www.chateagay.com/8y6ml8ypls ・異文化理解の精神
Buy Ambien Online Prescription ・主体性・積極性

の4つです。

具体的には、次のような能力を備えていることが求められます。

https://hoteligy.com/blog/uncategorized/lnkt0jeb5dl グローバル人材に必要とされるスキル
日本の文化に対する深い理解 https://www.therealitytv.com/vqb265cv6u 【概要】
・日本の文化や風習・伝統・歴史を具体的に把握し、自分自身のアイデンティティや意見をしっかりと持っておく必要がある
【必要な理由】
・グローバルにビジネス展開するには、どのような文化やバックグラウンドがあるのかを具体的に説明できることや商品づくりに日本らしさを取り入れることで、円滑に商談を進めることができるため
https://therunningsoul.com/2024/11/q8fvlpv4 語学力・コミュニケーション能力 https://www.aascend.org/?p=xydm813 【概要】
・ビジネスレベルの英語力が必須で、会話・読み書きができることが求められる
・主な商談相手の母国語が英語以外の場合、その言語も習得しておくことが望ましい
・相手の話を的確に把握し、自分の意見をわかりやすく伝えるコミュニケーション能力も求められる
https://fundaciongrupoimperial.org/tfnj6re 【必要な理由】
・相手に合わせたコミュニケーション(言語やストレートな言い回しなど)をすることで、安心感を与えスムーズに商談を進められる
・正しい文法のメールや資料のやり取りができることで、相手の信頼感が高まる
Buy Ambien Uk Online 異文化理解の精神 Ambien Uk Buy 【概要】
・異文化を理解し尊重する姿勢が求められる
・特に常識やコミュニケーションの特徴(婉曲表現は使わず明確に意思表示するなど)などは、細かく理解し相手に合わせた対応をする能力が求められる
http://makememinimal.com/2024/qyyhv3sxj 【必要な理由】
・相手の文化や習慣を尊重することで商談が進めやすくなる
・より相手方の市場ニーズにあった商品を開発できる
・認識のずれを防ぐことができる
https://www.theologyisforeveryone.com/qim7mizly 主体性・積極性 【概要】
・自らリーダーシップを取って課題を解決していく姿勢や、積極的に自己主張をすることができる能力が求められる
【必要な理由】
・トラブルや変化の多いグローバルビジネスで、待ちの姿勢では適切な対応ができず、損失が拡大するリスクが高まるため

このようなスキルを活かしてグローバル人材は、

Ambien Paypal ・日本の食品を海外でも流通させるために、食品メーカーの海外拠点に勤務しマーケティングを行う
https://hoteligy.com/blog/uncategorized/gu6spv00bp ・外国で使われているSNSを利用して広報活動を行う
http://www.chateagay.com/o8hy1yuajl ・コールセンターで外国人からの問い合わせにスムーズに対応

など、さまざまな分野で活躍しています。

 

https://www.therealitytv.com/tptudi3z5de 2.グローバル人材はなぜ必要とされるのか

グローバル人材はなぜ必要とされるのか

グローバル人材の概要がわかったところで、「なぜ企業でグローバル人材を確保する必要性があるのか」を見ていきましょう。代表的な理由は、以下の4つです。

https://www.winkgo.com/9mgtpc68857 グローバル人材が必要な理由4つ
Order Ambien From India 1. インターネットの普及で海外市場が身近になったから
Buy Ambien Legally Online 2. 国内市場は縮小傾向にあるから
3. 外国人労働者の活用が必要だから
https://tothassociates.com/uncategorized/uufnkr8wpc 4. ダイバーシティ経営の必要性が高まっているから

以下では、どのような理由からグローバル人材を使いこなす必要性があるのかを具体的に解説します。

 

https://tvmovievaults.com/0pqcw3ss860 2-1.インターネットの普及で海外市場が身近になったから

グローバル人材を確保する必要があるのは、 Ambien Buy Cheap Online インターネットの普及で海外市場が身近になり、多くの企業が海外ユーザーも視野に入れたビジネス展開を考える必要性が出てきたからです。

これまでは、海外に事業展開するとなると、現地に支社を置いてスタッフを配置するなど大がかりなもので、誰もが挑戦できるものではありませんでした。

しかし、 Buy Ambien Online Cheap インターネット越しであれば、日本に居ながら海外の顧客を獲得し市場を開拓することもできます

https://www.aascend.org/?p=qv7masb 【気軽に海外マーケットを相手にできる例】

http://www.manambato.com/4ympjest17y ・ECサイトで海外ユーザー向けの商品を販売
・自社のSNSで海外向けの広告を掲載
・Skypeを活用し、海外ユーザーと手軽に商談

そこで必要になるのが、グローバル人材を確保し、海外ならではのニーズや習慣・常識などに合わせたビジネス展開をすることです。

海外ユーザーは文化や常識などが異なるため、

・ニーズのある商品や好みの色・デザイン
・購買意欲を搔き立てるアプローチ方法

などが異なります。グローバル人材のスキルを活用することで、このような課題を解決することができるでしょう。

インターネットの普及で身近になった海外市場を有効活用するなら、グローバル人材の存在が欠かせないのです。

 

2-2.国内市場は縮小傾向にあるから

国内市場が縮小傾向にあることも、グローバル人材を確保すべき理由の1つです。

少子高齢化の進展などに伴い国内GDPは伸び悩んでおり、今後も国内市場は縮小傾向にあると言えることから、利益の拡大を目指すには、グローバル化せざるを得ないからです。

効率的にグローバル化を進めるためには、語学力に長け海外ニーズを掴むスキルを持つグローバル人材が欠かせないため、グローバル人材が必要とされています。

【参考】国内GDP成長率
2017年 1.7
2018年 0.6
2019年 -0.2
2020年 -4.5
2021年 1.6

※参照:内閣府「国民経済計算(GDP統計)

このように、今後はグローバル化をして、国内市場の何十倍もの規模の市場で継続的に利益を拡大する必要性があるため、グローバル人材が必要とされているのです。

 

2-3.外国人労働者の活用が必要だから

少子高齢化で労働人口が減っているため、外国人労働者の活用を検討する必要性が高まっていることも、グローバル人材が必要とされる理由です。

グローバル人材を配置することで、外国人労働者とのスムーズなコミュニケーションが可能となるからです。

ITエンジニアなど海外の優秀な人材を活用すべきシーンは多いものの、海外の人材を活用すると「意思の疎通がうまくできるのか」「習慣が違うので、職場に馴染んでくれるのか心配」という企業も多いでしょう。

グローバル人材を確保すれば、こういった課題や心配を解決することができます。

 

2-4.ダイバーシティ経営の必要性が高まっているから

ダイバーシティ経営の必要性が高まっていることも、企業にグローバル人材が必要な理由と言えます。

ダイバーシティ経営とは、価値観や人種・使用言語などが異なる多様な人材一人ひとりが能力を発揮できるようにすることで、画期的なアイディアの創造や優秀な人材確保を実現する経営手法です。

グローバル人材を確保することで、外国の人材など多様な人材を採用しやすくなる結果、人材の多様化を推進しやすくなるため、必要性が高まっています。

このように、グローバル化が進む中でも企業競争力を維持しやすいダイバーシティ経営へ移行するなら、グローバル人材の確保が欠かせません。

3.グローバル人材を確保すべき企業とは

グローバル人材を確保すべき企業とは

基本的には、今後経営拡大を目指すすべての企業は、グローバル人材確保に動くべきと言えます。

総務省の調査でも、約7割の企業が、グローバル人材は「不足している」または「どちらかと言えば不足している」と回答していることからもわかるとおり、グローバル人材は需要が高く不足傾向にあるので、確保しておくに越したことは無いでしょう。

ただし、

・今のところ、海外マーケットに進出予定がまったくない
・グローバル人材の確保以前に、他の人材が足りていない

といった企業は、グローバル人材を今すぐに確保すべき必要性は低いと言えます。

一方で、以下のような場合では、グローバル人材を積極的に確保すべきでしょう。

グローバル人材を確保すべき企業とは
1. インターネットを活用してビジネス展開をしたい
2. 外国人労働者受け入れの実績・予定がある
3. インバウンドもターゲットにしたい

「なぜ、グローバル人材を確保すべきなのか」具体的にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

3-1.インターネットを活用してビジネス展開をしたい

インターネットを活用して広くビジネス展開をしたい企業は、グローバル人材を確保すべきと言えます。

グローバル人材を確保することで、海外マーケットにも商品やサービスを売り込むことが可能になるからです。インターネット経由であれば、簡単に海外の顧客にアピールすることができます。

グローバル人材を配置し、海外の顧客に売れる商品を企画したり、海外ユーザーに響くように売り込み方を工夫したりすることで、その強みを活かすことができるようになるでしょう。

おすすめのグローバル人材
・外国語のライティング能力に優れている人材
・ターゲットにしたい国について詳しい、居住経験がある人材
・インターネットを通じたマーケティング経験のある人材

 

3-2.外国人労働者受け入れの実績・予定がある

外国人労働者をすでに受け入れている企業や受け入れ予定のある企業は、グローバル人材を確保することで、労働環境の改善や生産性の向上が見込めるでしょう。

グローバル人材を配置することで、外国人労働者とのコミュニケーションが今まで以上にスムーズになる結果、指示が的確に伝わるようになったり、認識のずれを解消したりできるようになるからです。

具体的には、肯定・否定をぼかして表現することに代表される日本人特有のあいまいな表現は外国人には伝わりにくく、知らず知らずのうちに認識にずれが生じてしまう問題などが挙げられます。

グローバル人材によってこのような課題を解決することで、日本人も外国人も働きやすい職場環境になるでしょう。

おすすめのグローバル人材
・コミュニケーション能力の高い人材
・自社の事業内容や業界の習慣などに詳しい人材
・外国人人材に関する実情や法令などに詳しい人材

 

3-3.インバウンドもターゲットにしたい

インバウンドもビジネスのターゲットにしたい企業は、グローバル人材を確保すべきと言えます。

日本国内で商品やサービスを販売する場合でも、インバウンド向けの販売数を増やしたいなら、海外の顧客にもアピールできるマーケティングや商品開発が必要だからです。

グローバル人材がいれば、海外ニーズを理解したうえで、日本らしさを出した商品開発なども可能になるでしょう。

おすすめのグローバル人材
・コミュニケーション能力やプレゼン能力・資料作成能力の高い人材
・商品開発の知識や経験が豊富な人材
・マーケティング経験のある人材

 

4.グローバル人材を確保する方法

グローバル人材を確保する方法

グローバル人材を確保する方法は、大きく分けて「採用する」「育成する」の2つがあります。

グローバル人材を確保する方法
1. 採用する グローバル人材紹介・デジタル求人・新卒採用・インターンシップなどの方法がある
2. 育成する 会社全体にグローバル化の必要性や異文化に関する研修を行ってから個別研修をするのがおすすめ

それぞれの方法について、具体的に確認してみましょう。

 

4-1.グローバル人材を採用する

グローバル人材としてのスキルをすでに備えた人材を確保する方法が、採用です。

即戦力となる人材をすぐに確保できる反面、ニーズどおりの人材を見つけるのに苦労したり費用がかかったりすることに注意が必要です。

代表的なグローバル人材の採用方法として、次の4つがあります。

グローバル人材の採用方法
グローバル人材紹介 ・人材紹介会社に登録しているグローバル人材の紹介を受けたり、条件を伝えてヘッドハンティングを依頼したりする
・希望通りの人材を確保しやすいが、優秀な人材ほど費用も高くなる
デジタル求人広告 ・自社のホームページやSNSを活用して、インターネット上に求人広告を出す
・費用を抑えることができるが、希望する人材が集まらない可能性がある
・他の方法と組み合わせるのがおすすめ
新卒採用 ・留学経験のある大学生などを対象に新卒採用を行う
・専門知識のある優秀な人材を確保できる可能性は高いが、語学力のレベルやそれ以外のスキルの見極めが難しい
インターンシップ ・インターンシップ専門の会社や大学のサイト・自社のサイトなどを通じて募集する
・インターンシップ期間にスキルの見極めができるので安心感があるが、大学とコネクションが無い場合、狙った大学からインターンシップ生を採るのが難しい

方法によって異なった特徴があるので、自社のニーズや採用体制などに応じて、運用できそうなものを選びましょう。

 

4-2.グローバル人材を育成する

自社の社員に研修や海外留学などを行うことでグローバル人材を育てる方法が、育成です。

グローバル人材として戦力になるまでに時間や研修の費用がかかりますが、ニーズとぴったり合ったグローバル人材を確保できます。自社のビジネスの方針や風土などを理解していることも、強みと言えるでしょう。

グローバル人材を育成するには、次の4つのステップで進めると効果的でしょう。

グローバル人材を育成する流れ
1. 育成計画を立てる ・どのような事業でどういう人材が必要だから育成するのか把握する
・必要な人材像をもとに、どのような育成をいつまでに行うのか、育成後はどのように配置するのか、具体的な計画を立てる
2. 企業全体にグローバル化について浸透させる ・グローバル化が必要な理由や異文化理解とはどういうことなのかなどについて、従業員全体に研修を実施する
・全体研修はeラーニングを活用するとコストを抑え効率的に行える
3. グローバル人材向けの人事システムを作る ・グローバル人材の研修で海外留学などをしても、昇任や人事異動で不利にならないよう配慮した人事システムを作る
4. 個別の研修・育成を行う ・国内外での研修や資格取得など、育成計画に基づき進める

このように、グローバル人材を育成する際は、

・せっかく育成したグローバル人材を使いこなせないという事態を避けるため、しっかりと計画を立てる
・研修を受けたばかりに人事で不利になるリスクを排除する

といった点に注意しましょう。

 

5.グローバル人材を確保する際のポイント

グローバル人材を確保する際のポイント

「グローバル人材が自社にも必要だとわかったが、何に気を付ければよいのか?」とお考えの方も多いでしょう。ここでは、グローバル人材確保で失敗しないためのポイントをご紹介します。

グローバル人材を確保する際のポイント
1. どのようなグローバル人材が必要か明確にする
2. 将来のビジネス展開や配置計画も踏まえて確保する

 

5-1.どのようなグローバル人材が必要か明確にする

グローバル人材と言っても得意分野や能力の程度は人それぞれなので、具体的にどういう人材が必要か、条件を具体化しておくことが大切です。

必要な人材の条件を明確にしないままグローバル人材を確保すると、即戦力にならず余計な育成費用が発生したり、人材そのものが無駄になったりするリスクがあるためです。

例えば「英語が堪能だから」という理由だけで採用してしまうと、採用後、本当は必要だったビジネススキルや専門知識を学んでもらわないと戦力にならない、という事態にもなりかねません。

人材の確保前に、必要な人材の条件をできるだけ詳細に洗い出しておくようにしましょう。

 

5-2.将来のビジネス展開や配置計画も踏まえて確保する

グローバル人材を確保するときは、「将来的に、どういう事業において、どのように配置するのか」といった人材活用計画を立ててから確保するようにしましょう

将来の具体的な展望なくグローバル人材を確保すると、有効活用できなくなるからです。

「A事業はグローバルに展開してもよさそうだから、とりあえず人材だけ確保しよう」というように無計画に人材を確保すると、具体的にどのポジションで何をするのか本人も配属先のチームもわからず、能力を十分に発揮できない結果になるでしょう。

人材を無駄にしないためには、具体的な配置や業務内容までイメージして確保をすることが大切です。

グローバル人材の確保なら、インド工科大学と独自連携が魅力のGALKにお任せください!
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まずは、お気軽にお問い合わせください。

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6.まとめ

今回は、グローバル人材がなぜ必要なのかについて、ポイントを解説しました。
最後に、この記事の要点をまとめてご紹介します。

グローバル人材とは、グローバル化の中でも異文化と適切に連携して、ビジネスを展開することなどができる人材を指します。

日本の文化に対する深い理解・語学力やコミュニケーション能力・異文化理解の精神・主体性と積極性を身に付けていることが求められる人材です。

グローバル人材がなぜ必要とされるのか、主な理由は次の4つです。

グローバル人材が必要な理由4つ
1. インターネットの普及で海外市場が身近になったから
2. 国内市場は縮小傾向にあるから
3. 外国人労働者の活用が必要だから
4. ダイバーシティ経営の必要性が高まっているから

以下の条件に当てはまる企業は、特にグローバル人材を確保すべきと言えるでしょう。

・インターネットを活用してビジネス展開をしたい
・外国人労働者受け入れの実績・予定がある
・インバウンドもターゲットにしたい

グローバル人材を確保する方法は、採用と研修の2パターンあります。なお、グローバル人材を確保する際のポイントは以下のとおりです。

グローバル人材を確保する際のポイント
1. どのようなグローバル人材が必要か明確にする
2. 将来のビジネス展開や配置計画も踏まえて確保する

グローバル化が進み市場のニーズが多様化する現代において、企業の成長には、グローバル人材を使いこなすことが欠かせません。今回ご紹介したポイントを参考にして、ビジネス戦略にグローバル人材を取り入れてみてはいかがでしょうか。

IT人材とは?定義や求められるスキル、確保する方法まで詳しく解説

IT人材とは、情報技術(IT:Information Technology)を活用するスキルを持った人材の総称です。ITを運用する企業の情報システム関係部署から情報サービス業まで、幅広い分野で需要があります。

IT人材とは、情報技術を活用するスキルを持った人材の総称

一言でIT人材と言ってもさまざまな職種があり、大きく分けて「従来型IT人材」「高度IT人材」「先端IT人材」の3種類があります。

IT人材の3つの種類

目的やニーズに応じたIT人材を確保することで、

・デジタル化を進めて業務効率化や生産性向上を実現する
・情報セキュリティを向上させ、リスクを最小限に抑えてITツールを活用できる

など、企業の成長を促進させたり、無用のトラブルを回避したりすることが可能です。

このように業務でのITツールの利用が進む中で欠かせないIT人材ですが、現状では不足する傾向にあり、確保が難しい状況にあります。希望通りの人材を手に入れるためには、人材の探し方などのポイントを押さえておく必要があるのです。

そこで今回は、最適なIT人材を確保するために押さえるべきポイントを解説します。

【当記事のポイント】

・IT人材とは
・IT人材が必要な理由
・IT人材の現状
・希望通りのIT人材を確保する方法やポイント

上記の内容を把握することで、IT人材について基本的なことを理解し、人材の育成や確保が必要なのかどうか判断することができるようになるでしょう。また、IT人材が必要な場合に、どのようにして確保すればよいのかもわかるようになります。

業務のデジタル化が進展する現在、IT人材を有効活用することは、企業の活動に欠かせません。ビジネスの目的や目標に合わせて、最適なIT人材を使いこなせるようになっておきましょう。

 

1.IT人材とは

IT人材とは

冒頭でもお伝えしたとおり、IT人材とは、情報技術(IT)の活用やITツールの運用・保守をすることができるスキルを持った人材のことです。

ここでは、IT人材の概要や求められるスキル、デジタル人材との違いなどを解説します。

 

1-1.IT人材には3種類ある

扱えるスキルの種類やレベルに応じて、「従来型IT人材」「高度IT人材」「先端IT人材」の3種類があります。

IT人材は大きく分けて3種類
従来型IT人材 ITツールの運用保守をしたり、請負開発を行ったりすることができる人材
高度IT人材 新しい商品やサービスを生み出すなどITツールをビジネスで戦略的に活用できる人材
先端IT人材 AIや機械学習・IoTなどの最先端技術を習得している人材

一言でIT人材と言っても、種類によってできることや求められるスキルが異なることに注意が必要です。各人材に求められるスキルには、以下のようなものがあります。

【種類別】IT人材に求められるスキル
従来型IT人材 ・既存のITツールを運用することができる能力
・要求された仕様を満たすプログラミングができる能力
高度IT人材 ・ITツールを使えるだけでなく、別のサービスなどと結びつけて新しい商品やサービスを生み出すなど、応用できる能力
・新しいビジネス戦略をわかりやすく提案できるプレゼン・コミュニケーションの能力
先端IT人材 ・AIやIoT・ビッグデータ・クラウドなどの最先端IT技術を扱える能力
・上記を運用するうえで求められるセキュリティ対策に関する知識
・最先端IT技術を運用する際に必要なマネジメントが可能なコミュニケーション能力

このように、IT人材は種類によってスキルも大きく異なるので、単に「IT人材なら誰でもよいだろう」と適当に人材を選んでしまうと、ニーズが満たせずうまく活用できない結果になってしまうでしょう。

ビジネス上、必要なスキルを持った人材にターゲットを絞って確保に動くことが大切です。
各人材の職種の具体例には、以下のようなものがあります。

【種類別】IT人材の具体例
従来型IT人材 SE・プログラマーなど
高度IT人材 【基本的な経営戦略を立案できる】
ビジネスストラテジスト・ISアナリスト・コンサルタントなど

【生産性の向上を実現できる】
ITアーキテクト・開発プロセス改善スペシャリスト・ITスペシャリストなど

【技術革新やサービスの創造ができる】
ソフトウェアデベロップメント・ITサービスマネジメント・セキュリティアドミニストレータなど
先端IT人材 AIエンジニア・データサイエンティスト・クラウドエンジニアなど

さまざまな種類があるIT人材ですが、経済産業省「IT人材需給に関する調査」によると、DXと関連し需要が高まっているのは、「高度IT人材」「先端IT人材」の2種類です。

同調査によると、2030年には、従来型を除くIT人材が最大75万人不足すると試算されています。

IT人材のポイント
・「従来型IT人材」「高度IT人材」「先端IT人材」の3種類がある
・目的に合った種類を選んで確保することが大事
・需要が多い「高度IT人材」「先端IT人材」の確保には工夫がいる

 

1-2.IT人材とデジタル人材との違い

IT人材と似た意味で用いられる言葉として、デジタル人材があります。どちらもITスキルを持った人材であるという点では同じですが、以下のとおり、ITスキルの使い方が異なります

IT人材とデジタル人材の違い
IT人材 ・情報技術の知識を持ち、ITに関するツールや技術を運用したり活用したりすることができる人材全般
デジタル人材 ・企業のニーズに合わせて最先端のデジタル技術を活用し、成長へ導く
・高度なITスキルを持つことに加えて、ミュニケーション能力や提案能力も必要

このように、ITスキルを利用して、主にITの運用や活用を行うのがIT人材で、IT技術を活用した結果企業の成長までもたらすのがデジタル人材です。

 

2.IT人材が必要な理由

IT人材が必要な理由

IT人材、特に高度IT人材や先端IT人材を確保すべき理由は2つあります。

企業がIT人材を確保すべき理由
1. DX推進のために必要
2. ITリテラシー向上のために必要

IT人材を確保することで、企業はどのようなことを実現できるようになるのか、確認してみましょう。

 

2-1.DX推進のために必要

DXを推進するために、IT人材を確保することは欠かせません。

【DX(デジタルトランスフォーメーション)とは】

・デジタル技術やデータを活用することによってビジネスの進め方を大きく改善することで、競争力や生産力を高めること
・変化が早く多様化する市場ニーズに対応する目的や、感染症拡大・災害時の事業継続の観点などからDX推進が重要視されている

DXを推進するためには、ただITツールを使えるだけでなくビジネスにどのように使えるのか独自のアイディアを出して、これまでのやり方を根本的に変えていく必要があります。

しかし、ITに精通していない人材では、「ITでビジネスを根本的に変える」と言われても何をどうしてよいのかわからない場合がほとんどでしょう。

AIやIoTといった最新IT技術などの仕組みやできることを理解しているIT人材であれば、ITツールをどのように使えば何が変えられるか判断することができます

例えば、AIの画像認識を活用し、実際にサイズを図らなくても服の寸法を予測できるサービスを生み出したり、工場の生産データをITシステムに取り込んで事故の回避や機材の修繕計画を立てたりすることも実現できるでしょう。

デジタル技術やITツールを多く活用するDX推進では、情報技術に精通し、ビジネス展開にどのように活かせるのか提案できるIT人材の存在が欠かせないのです。

 

2-2.ITリテラシー向上のために必要

企業のITリテラシーを向上させるためにも、IT人材の確保が必要です。

【ITリテラシーとは】

・簡単に言うと、ITツールを正しく使いこなすための基礎知識
・ITリテラシーが欠けていると、ツールを効率的に使いこなせず生産性が低下したり、セキュリティー対策がうまく取れず情報漏洩などのトラブルが起こりやすくなったりする

業務や事業でITを活用する必要が高まる中、すべての企業で、ITリテラシーを向上させる必要があります。

ITツールの使い方や注意点に詳しいIT人材を取り入れることで、効果的にITリテラシーを向上させることが可能です。

 

3.IT人材の現状

IT人材の現状

結論からお伝えすると、欲しいIT人材を確保しようとしても、なかなか採用できないのが現状です。
ここでは、「具体的にどのように難しいのか」「IT人材を確保しにくい理由とはどのようなものか」を、具体的に解説します。

 

3-1.求めるIT人材の確保が難しいのが現状

ニーズに最適な量・質のIT人材を確保をすることが難しいのが現状です。

独立行政法人情報処理推進機構の最新の調査によると、IT人材の人数が「大幅に不足している」と回答した企業が40.8%、「やや不足している」と回答した企業が47.4%で、IT人材の数が不足していると回答した企業の合計は、88.2%にも上りました。

IT人材の量に対する過不足感

参考:独立行政法人情報処理推進機構「DX白書2021

このように大半の企業で、IT人材を十分に確保できない状況にあることがわかります。

 

3-2.IT人材を確保しにくい理由

IT人材を確保するのが難しい現状にある主な理由は、以下の2つです。

IT人材を確保しにくい2つの理由
・変化が早いIT業界では、企業が求めるスキルやレベルに合ったIT人材を見つけるのが大変だから
・IT市場が急速に拡大しているから

技術の進歩やトレンドの変化が早いIT業界では、IT人材となるために学ぶことも多岐にわたり、人材の育成が追いつていない分野も多くあります。そのため、企業が現在求めるスキルやレベルにぴったり合ったIT人材を見つけるのが、大変になってしまうのです。

加えて、DXが推進されていることや業務へのIT技術活用が活発化していることで、IT市場が急速に拡大していることも、理由の一つと言えます。

人材が豊富ではないところに需要が一気に高まった結果、大半の企業で、IT人材を十分に確保できなくなってしまっているのです。

 

4.ニーズに合ったIT人材を確保するには

ニーズに合ったIT人材を確保するには

IT人材の確保が難しい現状で、ニーズに合った人材を確保するには、

・リファラル採用や外部人材の活用
・人材育成に力を入れる
・オフショア開発を活用する

といった方法が効果的です。
各方法については、次のような基準で採用することをおすすめします。

ニーズに合った人材確保方法が向いているケース
リファラル採用・
外部人材の活用
・IT人材を必要とするすべての企業におすすめ
・特に条件なく気軽に試せる方法なので、まず挑戦するならこれ
人材育成 ・従来型IT人材などがすでに社内にいて、よりレベルの高いIT人材が必要な場合におすすめ
・ある程度ITに素養のある人材がいる場合は、比較的短期間に育成できるので、積極的に挑戦する
オフショア開発 ・海外企業とのやり取りが可能で、ソフトウェア開発を行いたい場合は、積極的に活用する
・コストを抑えて高い技術力を利用できる反面、日本企業とは勝手が違う・コミュニケーションがうまくいかないなどのリスクもある

それぞれどのような人材確保方法なのか、具体的に見ていきましょう。

 

4-1.リファラル採用や外部人材の活用

通常の新規採用や中途採用では希望する人材の確保が難しい場合、リファラル採用や外部人材の活用をすることで、ニーズを満たせる場合があります。

【リファラル(referral)採用とは】

・社員から知人や友人を紹介してもらう採用方法
・「リファラル(referral)」とは、紹介・推薦などを意味する

リファラル採用では、社員の関係者を候補者とするので、

・企業側のニーズや職場環境を細かく知ってもらえる
・候補者のスキルやレベルを具体的に見極めやすい

といった利点があり、ニーズに合致した人材を確保しやすい手法です。

また、外部人材の活用には、具体的に次のようなものがあります。

【外部人材とは】

・派遣
・アウトソーシング
・フリーランス

特に、方向性は決まっていてソフトウェアの開発部分だけ人材が足りないなど、IT人材が必要な範囲が限定されている場合、外部人材の活用は有効な選択肢の1つです。

 

4-2.人材育成に力を入れる

すでに社内にITに関する知識や経験のある従業員がいる場合、人材育成に積極的に取り組むとよいでしょう。従来型IT人材を育成し、新たなスキルを獲得してもらうことで、新たに採用することなく高度IT人材や先端IT人材を確保できるからです。

IT人材を社内で育成することで、

・社内の人的リソースを有効活用することができる
・社内の方針や戦略に詳しい即戦力となるIT人材を確保することができる
・仕事の幅が広がり従業員のモチベーションアップにつながる

といった多くの利点があります。
社内に育成ができそうな人材がいるなら、他の方法と並行してでも挑戦しましょう。

 

4-3.オフショア開発を活用する

システムやソフトウェア開発の拠点を海外に移すオフショア開発も、IT人材を確保するうえで、ぜひ検討したい方法と言えます。

日本国内では、IT人材の数自体が少なく人件費も高くなりがちですが、海外のIT人材を活用することで、高い技術力を人件費を抑えて利用することができるからです。ベトナム・インド・中国・フィリピンなど多くの国で、オフショア開発が行われています。

オフショア開発は、海外の企業や現地従業員と仕事をするので、

・コミュニケーションが取りにくい
・文化が違うのでスケジュール管理などに苦労する

などデメリットがあるのも事実です。契約内容を具体的に定め、あいまいな部分を残さないようにすることで、スムーズに開発を進めることができるでしょう。

オフショア開発について、詳しい進め方やメリット・デメリットなどを確認したい場合は、「オフショア開発とは?注目される3つの理由と具体的な進め方を解説」を合わせてご確認ください。

 

5.IT人材を確保する際のポイント

IT人材を確保する際のポイント

優秀なIT人材を確保するためには、押さえるべきポイントが2つあります。

IT人材を確保する際のポイント
1. 求める人材像を明確にする
2. 教育にも力を入れる

どのようなところがポイントなのか、以下で詳しく説明しますので、IT人材確保を検討している場合は参考にしてください。

 

5-1.求める人材像を明確にする

あらかじめ、IT人材を確保して何をしたいのか、そのために必要なスキルは何なのかを具体化し、求める人材像を明確にしておくことが大切です。

何度もお伝えしているとおり、IT人材には多様な種類があり、できることやスキルのレベルもさまざまだからです。自社の目的に合った人材をピンポイントで確保しないと、せっかくの人材を無駄にしてしまう結果になりかねません。

採用する側も、ITやIT人材についてきちんと理解し、適切な人材を確保できるようになっておく必要があるでしょう。

 

5-2.教育にも力を入れる

IT人材は、いったん確保したらそれで終わりではなく、その後の継続的な教育にも力を入れることを心がけましょう。

IT関係は技術の進歩が早く、トレンドや求められる知識もすぐに変化するため、IT人材にも絶えず新しい情報やスキルを身に付けることが求められるからです。

教育に力を入れることで、確保したIT人材がいつまでも一線で活躍できるようになるので、

・人材を有効活用できる
・従業員自身のモチベーション向上につながる

といった効果が期待できます。

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6.まとめ

今回は、最適なIT人材を確保するために押さえるべきポイントを解説しました。
最後に、この記事の要点をまとめて確認してみましょう。

IT人材とは、情報技術の活用やITツールの運用・保守をすることができるスキルを持った人材を指します。「従来型IT人材」「高度IT人材」「先端IT人材」の3種類があり、種類によってできることや求められるスキルが異なることが特徴です。

IT人材が必要な理由として、

・DX推進のために必要
・ITリテラシー向上のために必要

が挙げられます。

どこの企業でも確保すべきIT人材ですが、ニーズに最適な量・質のIT人材を確保をすることが難しいのが現状です。
そんな中でも、希望通りのIT人材を確保するには、以下の方法が効果的です。

ニーズに合ったIT人材を確保する方法
・リファラル採用や外部人材の活用
・人材育成に力を入れる
・オフショア開発を活用する

また、以下のポイントを押さえると、優秀なIT人材を確保しやすくなるでしょう。

・求める人材像を明確にする
・教育にも力を入れる

今回ご紹介したポイントを、ビジネスの目的や目標に合わせて最適なIT人材を使いこなす際の参考として、ご活用ください。

プロトタイプ開発とは?基礎知識から向いている案件、注意点まで解説

プロトタイプ開発とは、本格的な開発に入る前に試作品(プロトタイプ)を作り、ユーザーが実際に使ってみたフィードバックを反映しながら、システムやソフトウェアを完成させていく開発方法のことです。

プロトタイプ開発について

最初に試作品を作ることで、開発初期の段階から完成後のイメージを把握できるので、

・ユーザーと開発者の完成イメージのずれを早期に修正する
・システムに必要な機能を明らかにする

などができます。その結果、完成品の品質や顧客満足度を向上させることができるでしょう。

このように、開発の質を上げて思い通りのシステムづくりを実現できるプロトタイプ開発ですが、どのような開発でも有効活用できるわけではありません使いどころを間違うと、開発時間が無駄に長引くなどのリスクもあります

プロトタイプ開発とはどのようなものなのかをしっかりと把握して、プロトタイプ開発を採用すべきかどうか検討することが大事です。

この記事では、プロトタイプ開発の採用を検討する際に押さえておくべき以下の内容を解説します。

【当記事のポイント】

・プロトタイプ開発とは
・プロトタイプ開発とMVP開発の違い
・プロトタイプ開発をするメリット・デメリット
・プロトタイプ開発が向いているケース
・プロトタイプ開発を検討する際の注意点

今回ご紹介するポイントを把握しておけば、プロトタイプ開発について概要を把握し、個別の案件で採用すべきかどうか検討することができるようになるでしょう。

プロトタイプ開発は、開発当初に完成イメージを具体的に把握できるので、要望を確実に反映させたいときに効果的な手法です。効率的に開発を進めるためにも、目的に合わせて有効活用できるようになりましょう。

 

1.プロトタイプ開発とは

プロトタイプ開発とは

冒頭でもお伝えしたとおり、プロトタイプ開発とは、まず試作品を作って、実際に使ってみてから完成形を作りこんでいく開発スタイルのことです。

「プロトタイプ(prototype)」とは試作品を意味します。

ここでは、プロトタイプ開発の流れや目的・種類などを見ていきましょう。

 

1-1.プロトタイプ開発の流れ

プロトタイプ開発は、以下のとおり、要件定義を行ったあと試作品を開発し、ユーザーの評価を踏まえて修正を行ってから完成版の製作に入ることが特徴です。なお、通常の開発(ウォーターフォール開発)では、要件定義・設計をしたら、すぐに完成版の開発を行います。

プロトタイプ開発と通常開発の流れ

あらかじめ試作品のフィードバックを確認するプロトタイプ開発は、

・ユーザーと開発者のイメージ違い
・仕様のうち要件定義の段階では不明確だった部分
・想定外の不具合やエラー

などを早期に解決できるので、大幅な修正が発生することで生じるコストやタイムロスを抑える目的で、活用できるでしょう。

 

1-2.プロトタイプ開発には2種類ある

プロトタイプ開発には、以下のとおり、試作品を使い捨てるタイプと利用するタイプの2種類があります。

プロトタイプ開発の種類2つ
ラピッドプロトタイピング ・使い捨て型プロトタイプ開発とも呼ばれ、完成版を作るときにすでに作ったプロトタイプを流用せず、最初から作る
・プロトタイプ作成のコストを最小限に抑えることができる
ブレッドボード・プロトタイピング ・完成版を作るときにすでに作ったプロトタイプを活用し、改良していく形で開発を行う
・プロトタイプの段階で機能を実際に動かせるので、より具体的な検証ができる

ラピッドプロトタイピングは、プロトタイプの開発にかかる時間や費用を最小化できる反面、プロトタイプで確認できる範囲が画面のデザインや遷移などに限られ、機能を実際に使ってみることはできません。

ブレッドボード・プロトタイピングは、正式開発でも利用する前提でプロトタイプを開発するので、機能を実際に動かして確認することもできます

但し、プロトタイプを確認するまでの時間がかかったり、エラーや不具合を完成版まで引き継いでしまったりする場合もあることに注意が必要です。

プロトタイプ開発を採用する場合は、プロトタイプを開発する目的に応じて最適な種類を選びましょう

 

2.プロトタイプ開発とその他の手法との違い

 プロトタイプ開発とその他の手法との違い

システムやソフトウェアの開発方法には、プロトタイプ開発以外にも、MVP開発やアジャイル開発、ウォーターフォール開発などがあります。

プロトタイプ開発以外の代表的な開発方法
MVP開発 市場のニーズに合うかどうかを確認するために、まずは最小限の機能を備えたものを準備して検証する手法
アジャイル開発 1つのシステム開発を機能ごとなどの複数のフェーズに分けて、順番に開発していく手法
ウォーターフォール開発 初めから完成版の作成に着手し開発を1回の工程でまとめて終わらせる手法

ここでは、それぞれ、どのようなところがプロトタイプ開発と違うのか確認してみましょう。

 

2-1.MVP開発

MVP開発は、市場ニーズに合致する商品かどうかを確認する目的で行われる点が、プロトタイプ開発との違いです。

MVP(Minimum Viable Product)開発とは、新たにリリース予定の製品やサービスなどが市場のニーズに合うかどうかを確認するために、まずは最小限の機能を備えたものを準備して検証する手法のことです。

MVP開発とプロトタイプ開発の手法

どちらも正式な開発の前に試しに作ってみる開発方法であることは同じですが、確認したいことが以下のとおり異なります

プロトタイプ開発とMVP開発の違い
プロトタイプ開発 ・機能面や使い心地を確認する
【例】「このアプリは使いやすいかな?」
MVP開発 ・市場の反応を見る
【例】「このアプリ売れるかな?」

MVP開発では、試作品を実用最小限のものにすることにこだわって作るので、プロトタイプ開発と比べると

・開発のスピードが早い
・試作品をそのまま市場に公開することができる

といった点が特徴です。

「試作品を作って何をしたいのか」を基準にプロトタイプ開発とMVP開発を使い分けると、効率的に開発を進めることができるでしょう。

 

2-2.アジャイル開発

アジャイル開発は、完成版の作成工程自体を分けることがプロトタイプ開発との違いです。

アジャイル開発とは、1つのシステム開発を機能ごとなどの複数のフェーズに分けて、順番に開発していく手法を指します。

アジャイル開発とプロトタイプ開発の手法

完成品ができるまでに開発サイクルが複数回ある点はプロトタイプ開発と同じですが、サイクルの数や複数回のサイクルを反復する理由が違います。

プロトタイプ開発とアジャイル開発の違い
プロトタイプ開発 ・原則として、試作品作成サイクルと完成版作成サイクルの2つ
・試作品を作る必要があるため、サイクルが複数になる
アジャイル開発 ・機能の数などの基準で作業工程を分割した分だけサイクルがある
・部分的に開発を行うたびに発注者のフィードバックを確認することで、ニーズを最大限反映したり不明確な部分を確定させたりする必要があるので、サイクルが複数になる

上記のとおり、試作品を作るサイクルが増えているプロトタイプ開発に対し、アジャイル開発は完成版の作成工程自体を分けることが特徴です。

必要な機能や仕様がほとんど決まっているならプロトタイプ開発、あいまいな部分が多いならアジャイル開発が、それぞれ向いています。

 

2-3.ウォーターフォール開発

ウォーターフォール開発は、最初から完成版の開発を始め、複数サイクルに分割しないことがプロトタイプ開発との違いです。

ウォーターフォール開発とは、初めから完成版の作成に着手し、開発を1回の工程でまとめて終わらせる手法です。従来型のシステム開発手法と言えるでしょう。

ウォーターフォール開発とプロトタイプ開発の手法

プロトタイプ開発とウォーターフォール開発の違いは、試作品を作るかどうかという点です。

プロトタイプ開発とウォーターフォール開発の違い
プロトタイプ開発 ・完成版の開発に着手する前に試作品を作る
ウォーターフォール開発 ・最初から完成版の開発をする

あらかじめ試作品を作って機能やデザインなどを確かめる必要があるならプロトタイプ開発、確認の必要性がないならウォーターフォール開発を選ぶとよいでしょう。

 

3.プロトタイプ開発をするメリット・デメリット

プロトタイプ開発をするメリット・デメリット

プロトタイプ開発には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

プロトタイプ開発のメリット・デメリット
メリット ・イメージどおりのシステムが出来上がる
・必要な機能が部分的にあいまいでも開発に着手できる
・質の高いシステムを作ることができる
デメリット ・開発期間が長引きやすい

プロトタイプ開発を採用するかどうか適切に判断するためにも、どのようなメリット・デメリットがあるのかを具体的に把握しておきましょう。

3-1.メリット

プロトタイプ開発では、完成版を作る前に試作品を使って試せるので、以下のようなメリットがあります

【プロトタイプ開発のメリット】

・発注者と受注者で認識のずれがあっても開発初期に軌道修正できるので、修正に余計な時間やコストをかけずにイメージどおりのものが開発できる
・実際に使ってみて要件定義を補強できるので、必要な機能が部分的にあいまいでも開発に着手できる
・使うなかでさらに必要な機能を発見できるので、質の高いシステムを作りやすい

最初から完成版を作り始めるウォーターフォール開発では、このような場合に対応が難しいでしょう。

開発過程の早い段階で軌道修正ができるプロトタイプ開発は、仕様が固まりきっていないなど不確定要素がある場合でも、余計なコストや時間をかけずに思い通りの完成品を作ることができるのが強みです。

 

3-2.デメリット

正式な開発前に、試作品の開発と評価の過程を挟むプロトタイプ開発は、工程が増える分、開発期間が長引きやすいというデメリットがあります。

【プロトタイプ開発のデメリット】

・プロトタイプの確認作業を挟むので、開発期間が長引きやすい
・特に確認を要する関係者が多い場合や開発対象が複雑な場合、その傾向が顕著
・開発期間が長引くと開発費用も増える

時間をかけてでも試作品の確認をする必要があるのかどうかをよく検討し、本当に必要な場合のみ、プロトタイプ開発を選ぶようにしましょう。

 

4.プロトタイプ開発が向いているケース

プロトタイプ開発が向いているケース

プロトタイプ開発が向いているのは、次のようなケースです。

プロトタイプ開発が向いているケース
1. システムの発注経験が少ない場合
2. 参考となる前例が少ないシステムを開発する場合
3. UIなどの使いやすさ・デザインが重要である場合

なぜプロトタイプ開発が向いているのか、具体的にご紹介します。

 

4-1.システムの発注経験が少ない場合

システムの発注経験が少ない場合や初めての場合は、プロトタイプ開発を選ぶことでメリットが活かせるケースと言えます。

発注経験が少ないと要件定義やニーズを的確に伝えるのが難しいので、受注側と認識にズレが生じやすいためです。

最初に全体の要件を確定しないといけないウォーターフォール開発では、このような場合に認識のズレを修正できないまま開発が終わってしまい、要望に合わないシステムが出来上がってしまうリスクが高くなるでしょう。

プロトタイプ開発を採用し、試作品を確認しながら開発側と要望をすり合わせることで、細かいところまで確実にニーズを伝えることができて安心です。

ポイント
・プロトタイプ開発は、細かなニーズまで正確に伝え確実に反映させたいときに有効

 

4-2.参考となる前例が少ないシステムを開発する場合

新規プロジェクトや独自システムを開発する場合など、参考となる前例が少ない場合、プロトタイプ開発を採用するのに向いています。

「こんな感じの機能」などと具体例を示しにくい場合や、そもそも発注者側も実装すべき機能をすべて洗い出せていない場合は、とりあえずプロトタイプを確認してみることで、完成形をイメージしやすくなるためです。

あいまいな点や決まっていない部分があるときは、プロトタイプ開発の採用を検討するとよいでしょう。

ポイント
・プロトタイプ開発は、ニーズ・仕様にあいまいな点や不確定要素があるときに有効

 

4-3.UIなどの使いやすさ・デザインが重要である場合

ユーザーインターフェースなどの操作性や配置・見た目などが重要である場合、プロトタイプ開発を活用する意義があります。

操作性やデザインなどは、満足できる基準が人それぞれなので、プロトタイプで形になったものを扱ったり見たりして調整していくと間違いがないからです。

見せ方に工夫したいECサイトの構築・使いやすさにこだわりたい業務用システムなど、独自の価値基準がある場合は、プロトタイプ開発を選ぶことで満足度を上げられるでしょう。

ポイント
・プロトタイプ開発は、ユーザーと開発者で「最適」の基準が分かれそうな仕様があるときに有効

 

5.プロトタイプ開発が向かないケース

プロトタイプ開発が向かないケース

プロトタイプ開発には、採用することでデメリットが大きくなるため向かないケースもあります。

プロトタイプ開発が向かないケース
1. 試作品を確認する必要性が低い場合
2. 試作品の確認に時間を要しそうな場合

具体的にどういうケースなのか解説しますので、プロトタイプ開発を検討する際の参考にしてください。

 

5-1.試作品を確認する必要性が低い場合

プロトタイプ開発は、試作品を確認する必要性が低い場合には向いていません。

試作品で具体的に確認したいことが見当たらないのにプロトタイプ開発を選ぶと、試作品の作成・評価にかかる時間と費用が無駄になるからです。

具体的には、以下のような場合が向かないケースに該当します。

【試作品を確認する必要性が低い例】

・すでに前例がある
・運用実績があるなどで、確認しなくてもイメージ違いのリスクが低い

・要件定義がしっかりできていて、操作性・デザイン面などの確認も不要

このような場合は、ウォーターフォール開発やアジャイル開発を選択し、最初から完成版の作成に取り掛かりましょう。

 

5-2.試作品の確認に時間を要しそうな場合

プロトタイプ開発は、試作品の確認や評価などに長い時間がかかりそうな場合にも向きません。

試作品の確認や意見をまとめるために時間をかけ過ぎてしまうと、なかなか完成版の開発に着手できず、開発の時間とコストが大幅に増えてしまうからです。

例えば以下のような場合は、プロトタイプ開発ではなく通常の開発を選んだほうが無難でしょう。

【試作品の確認に時間を要しそうな例】

・関係者が多くスケジュール調整も大変で、全員が確認するのにとても時間がかかる
・関係者の開発に対する思惑や立ち位置が違うため、意見がまとまらない可能性が高い

 

6.プロトタイプ開発を検討する際の注意点

プロトタイプ開発を検討する際の注意点

プロトタイプ開発は、どのような開発にでも有効活用できるわけではありません。以下の注意点を踏まえて、導入するかどうかを検討することが大切です。

プロトタイプ開発を検討する際の注意点
1. プロトタイプの確認が本当に必要なのか確認する
2. スムーズな確認やフィードバックが可能な案件か検討する

それぞれどのようなところに注意が必要なのか、確認してみましょう。

 

6-1.プロトタイプの確認が本当に必要なのか確認する

プロトタイプ開発を採用するかどうか検討する際は、「試作品のチェックが本当に必要な開発なのか」を必ず確認しておきましょう。

試作品の確認の必要性が低いケースでプロトタイプ開発を採用すると、二度手間になったり、余計なコストがかかったりするだけという結果になりかねないからです。試作品で確認したいことが明確にある場合に採用することで、メリットを最大化することができます

試作品の必要性をきちんと確かめ、コストや時間が余計にかかっても確認が必要な場合だけプロトタイプ開発を選ぶようにし、「何となく」で選ばないように注意しましょう。

 

6-2.スムーズな確認・フィードバックが可能な案件か検討する

試作品の確認・評価をする段階で、スムーズにチェックやフィードバックをすることができる案件なのかどうかを検討しましょう。

開発の規模や利害関係者の顔ぶれから見て、フィードバックがスムーズに進まなそうな場合は、時間とコストばかりがかかるリスクが高いためです。スムーズなフィードバックができてこそ、コストパフォーマンスよく開発の品質を向上させることができます

無駄なコストを発生させないためにも、プロトタイプ開発は、試作品の確認・評価・フィードバックにそれほど時間を要さずスムーズに進められそうな場合に採用しましょう。

 

プロトタイプ開発を有効利用するなら、GALKの即戦力エンジニアです
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7.まとめ

今回は、プロトタイプ開発の採用を検討する際に押さえておくべきポイントを解説しました。
最後に、記事の要点をまとめて確認しましょう。

プロトタイプ開発とは、まず試作品を作って、実際に使ってみてから完成形を作りこんでいく開発スタイルのことです。「プロトタイプ(prototype)」とは試作品を意味します。

要件定義を行ったあと試作品を開発し、ユーザーの評価を踏まえて修正を行ってから完成版の製作に入ることが特徴です。

プロトタイプ開発とMVP開発は、正式な開発の前に試しに作ってみる開発方法である点は同じですが、試作品を作る目的が異なります。開発内容に応じて使い分けましょう。

プロトタイプ開発をするメリット・デメリットは、次のとおりです。

プロトタイプ開発のメリット・デメリット
メリット ・イメージどおりのシステムが出来上がる
・必要な機能が部分的にあいまいでも開発に着手できる
・質の高いシステムを作ることができる
デメリット ・開発期間が長引きやすい

プロトタイプ開発は、次のような場合に向いています。

・細かなニーズまで正確に伝え確実に反映させたいとき
・ニーズ・仕様にあいまいな点や不確定要素があるとき
・ユーザーと開発者で「最適」の基準が分かれそうな仕様があるとき

プロトタイプ開発を検討する際の注意点は、以下のとおりです。

プロトタイプ開発を検討する際の注意点
1. プロトタイプの確認が本当に必要なのか確認する
2. スムーズな確認・フィードバックが可能な案件か検討する

今回ご紹介したポイントを参考に、プロトタイプ開発を目的に合わせて有効活用し、これまで以上に開発を効率的に進めてみてはいかがでしょうか。

MVP開発とは?実践例やメリット・デメリットをわかりやすく解説

MVP開発とは、サービスや製品の一番のポイントとなる価値や機能を体感できる部分だけを先に作って実際に使ってもらい、そのリアクションを検証したうえで本格的な開発に移行する開発方法です。

MVP開発について解説

似たような商品がまだ市場に出回っておらず、「需要があるのか」「製品化しリリースして、ちゃんと利益化できるのか」がよくわからない時に、MVP開発は効果を発揮します。

コストを抑えてユーザーに部分的にお試しで使ってもらい、ビジネスとして成立しそうだと確認した後で本格的な開発に着手できるからです。

MVP開発をビジネスに取り入れることで、コストをかけずに新しい事業が軌道に乗りそうかどうかをあらかじめ確認して成功率を挙げたり、万一うまくいかない場合でも、損失を最小限に抑えたりすることができます。

ただし、メリット満載のMVP開発ですが、取り入れれば常にリスクマネジメントやコスト削減につながるというわけではありません。開発内容が複雑で検証に時間を要するケースでは無駄にコストが増えてしまうなど、MVP開発をしないほうがよい場合もあるからです。

このため、MVP開発の特徴やメリット・デメリットを押さえて、ケースごとにMVP開発を採用するかどうか検討することが大切といえるでしょう。

そこで、この記事では、MVP開発を採用すべきかどうか判断するうえで欠かせない以下のポイントを解説します。

【当記事のポイント】

・MVP開発とは、どのような開発手法なのか
・MVP開発をする目的
・MVP開発のメリット・デメリット
・MVP開発が向いているケースと向いていないケース
・MVP開発に取り組む際の注意点

上記のポイントを把握しておけば、MVP開発がどのような手法で、どういう時に採用するのが最適なのかがわかるようになります。

効率的に事業を進めるためには、最適な開発方法を選ぶことが大切です。MVP開発について正しく理解し、もっともコストパフォーマンスの高い手法を選べるようになりましょう。

 

1.MVP開発とは

MVP開発とは

冒頭でもお伝えしたとおり、MVP開発とは、新たにリリース予定の製品・サービスなどが市場のニーズに合うかどうかを確認するために、まずは最小限の機能を備えたものを準備して検証する手法を指します。

MVPとはMinimum Viable Productの略称で、和訳すると「実用最小限の製品」のことです。

MVP開発では、その製品などのもっともセールスポイントになる部分を体験できる範囲に限定して短期間・低コストで小さく開発し、リアクションを確認してから本格的な開発を検討するため、次のような特長があります。

【MVP開発の特長】

・すぐにフィードバックが得られ、収益化できるかどうかを短期間で見極められる
・収益化の見込みが低いと判断し撤退する場合も、損失を最小限に抑えられる
・製品開発と市場の開発を並行して行うこともできる

このようなMVP開発は、市場ニーズが不明確でまずは将来性を確認したい新規事業立上げや、スタートアップ時に向いている開発手法と言えるでしょう。

 

1-1.MVP開発と一般的な開発手法の違い

MVP開発と一般的なソフトウェア開発の違いは、最初から完成形の作成に取り掛かるかどうかという点です。MVP開発では最初から取り掛からず、一般的な開発では最初から完成形を作り始めます。

MVP開発と一般的な開発手法の違い

例えば、チャット機能がメインの機能でビデオ会議やスケジュール同期機能もあるツールを作成したい場合、以下のような差が出ます。

【例】チャット機能がメインでビデオ会議やスケジュール同期機能もあるツールを作成する場合
MVP開発では メインのチャット機能だけ使えるバージョンのツールを作ってみて、実際に使用したフィードバックを確認してから他の機能も追加した完成形を作る
一般的な開発では 最初から、チャット機能・ビデオ会議機能・スケジュール同期機能などすべての機能を実装した完成形を作る

このように、いったん検証する段階を設けてから最終形態を作るのか、検証なしで最初から最終形を作るのかが、MVP開発と一般的な開発の違いです。

 

1-2.MVP開発とアジャイル開発の違い

MVP開発とアジャイル開発は、どちらも開発を何回かのサイクルに分ける点では同じですが、分け方が違います

MVP開発では、大きく分けて必要最小限度の部分の開発と本格的な開発の2つに分かれますが、アジャイル開発では機能ごとなどのように、全体をもっと多くの部分に分割する開発方法です。

アジャイル開発とは
・短期間の細分化された開発サイクルを積み上げることで、1つのシステムを構築する開発手法
・1つのシステムを複数部分に分け、以下のとおり1部分ずつ開発とリリースを繰り返す

【アジャイル開発の進め方】

アジャイル開発の進め方

また、MVP開発は本格的な開発前に検証を行う開発のやり方、アジャイル開発はシステム開発の進め方の1種で、両者は目的と手段の関係にあるとも言えるでしょう。

 

1-3.MVP開発の具体例

MVP開発の具体例として有名なものに「Twitter」があります。

Twitter社を立ち上げたメンバーが所属していたソフトウェア関連の企業内で、グループチャットやメッセージを送受信するために作成された「Odeol」というツールが、Twitterの原型です。実際に社員が試験的に「Odeol」を使用し、集まったフィードバックを踏まえて改良や機能の追加を行い「Twitter」としてリリースされました。

ユーザーニーズを具体的に捉えて開発されたTwitterは、2021年第4四半期現在、全世界のデイリーアクティブユーザー数が2億1,470万人に達するほど、広く利用されるコミュニケーションツールになりました。

参照:Twitter「Twitter Announces First Quarter 2022 Results

 

2.MVP開発のメリット・デメリット

MVP開発のメリット・デメリット

MVP開発には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

MVP開発のメリット・デメリット
メリット ・失敗のリスクや損失を最小限に抑えることができる
・効率的に開発を進めることができる
・スピーディーに市場を開拓するすることができる
デメリット ・効果検証に最適な製品をリリースしないと、反応が正しく見られない
・反映させる意見の選び方を誤ると、ニーズに合わない製品になってしまう
・検証に費用や手間がかかり過ぎる場合がある

MVP開発を採用すべきかどうか正しく判断するためにも、メリット・デメリットの両面をチェックしておきましょう。

 

2-1.MVPを開発するメリット

スタートアップや新規事業に向いているMVP開発の代表的なメリットは、以下のとおり事前に市場ニーズを確認することで開発に伴うコストやリスクを抑えて開発を進められることです。

MVP開発のメリット
1. 失敗のリスクや損失を最小限に抑えることができる
2. 効率的に開発を進めることができる
3. スピーディーに市場を開拓するすることができる

MVP開発をビジネスに取り入れることで、どのような目的が達成できるのか、ぜひ参考にしてみてください。

 

2-1-1.失敗のリスクや損失を最小限に抑える

MVP開発を採用することで、新しく投入するサービスや商品が収益化に失敗することのリスク・損失を、最小限に抑えることができるでしょう。

新しく開発するサービスなどは、実際に利用したユーザーの反応を見るまで、市場のニーズに合致しているのかどうかはわかりません

その点、本格的な開発に入る前に必要最小限の機能だけで検証してみるMVP開発では、少ない初期費用と時間で、市場の反応を見ることができます。

ですから、まずは収益化できるほど需要があるのかどうか反応を見て、その後、以下のような対応をとることができるのです。

【MVP開発ならできること】

ユーザーのリアクションを検証し、
・バグの修正や機能追加を行い、顧客のニーズに合った製品にする
・収益化の見込みが低そうなら早期撤退する

このようにMVP開発では市場の反応を見ながら軌道修正できるので、新商品開発時につきものの「売れると思っていたら売れなかった」リスクを最小限に抑えて開発することができるのです。

MVP開発を活用すれば、ユーザーの需要が不透明な事業であっても、成功する確率を上げるための対策を取ったり、損失を最小限に抑えたりすることが可能になります。

 

2-1-2.効率的に開発を進めることができる

人的なリソースや資金が限られているケースでも、MVP開発を採用することで、時間や費用の無駄を抑えて効率よく開発を進めることができます

もっとも重要な機能だけを小さく開発して検証することができるMVP開発では、以下の内容を確認することができるからです。

【MVP開発なら確認できること】

最小限の時間・費用で、
・開発の方向性が市場ニーズと合致するのか
・修正すべきエラーなどはないか

通常の開発手法では最初から完成品を作ってしまうため、市場ニーズとのズレや機能に問題があった際は、たくさんの時間や費用をかけた後でやり直しが必要になり、コストパフォーマンスが悪化してしまうでしょう。

その点、MVP開発では、もっともセールスポイントとなる部分だけを搭載した製品でコストをかけずに反応を見ることができるので、効率的に商品を開発できます。

 

2-1-3.スピーディーに市場を開拓することができる

MVP開発では、最終版が完成する前にミニマム版の製品を消費者に体験してもらうことができるので、スピーディーに市場を開拓しておきたい場合にも最適です。

最終版の完成を待たずに営業や見込み客確保ができると、以下のようなことが可能になります。

【MVP開発ならできること】

・他のライバル企業に先んじて、自社製品を見込み顧客にアピールする
・本製品リリース時に「テストで使ったあの商品か」と、注目してもらいやすくなる

このように、本製品リリース時の認知度を高め営業のハードルを下げたい場合、MVP開発を活用するとよいでしょう。

 

3-2.MVPを開発するデメリット

MVP開発の代表的なデメリットとして、ユーザーのフィードバックをうまく製品の改善につなげることの難しさなどが挙げられます。具体的には、以下のとおりです。

MVPを開発するデメリット
1. 効果検証に最適な製品をリリースしないと、反応が正しく見られない
2. 反映させる意見の選び方を誤ると、ニーズに合わない製品になってしまう
3. 検証に費用や手間がかかり過ぎる場合がある

 

3-2-1.効果検証に最適な製品をリリースしないと、反応が正しく見られない

あらかじめ最小限の機能を備えた商品で効果検証することが重要なMVP開発では、検証に最適な製品をリリースしないと、必要なフィードバックを得られなくなってしまいます

例を挙げると、チャット機能についてフィードバックを必要としていたのに、ついでにタスク管理機能も実装してしまったためにタスク管理へのリアクションばかりが集まってしまっては、効果検証が十分に行えないでしょう。

何を検証したいのか具体的に明確にすることで、検証にマストな機能を厳選できるようにしておくことが大切です。

 

3-2-2.反映させる意見の選び方を誤ると、ニーズに合わない製品になってしまう

フィードバックをもとに最終的な開発の方向性を決めるMVP開発では、集まったフィードバックの取捨選択を誤ると、かえってニーズに合わない製品になってしまう危険性があります。

例えば、ある新規アプリへの主な市場ニーズはチャット機能をより簡単に時間をかけずに使うことであったのに、少数意見を採用してチャット機能の操作性を複雑なものにしてしまったら、ニーズとはかけ離れてしまい売れなくなってしまうでしょう。

何となく気になった意見を拾い上げるのではなく、事前に意見を選ぶ基準を決めておき、客観的に見て妥当な意見を開発に反映させるようにしておく必要があります。

 

3-2-3.検証に費用や手間がかかり過ぎる場合がある

複雑なシステムや、MVPを作ることに時間がかかりすぎる場合などは、検証に費用や手間がかかり過ぎてコストパフォーマンスが悪化する場合があることに注意が必要です。

本格的な開発に入る前に、効果を検証するという工程が追加されるMVP開発では、通常の開発方法に比べて効果検証にかかる時間・費用が余計にかかります

そのため、MVPの開発期間が2ヶ月以上になるなど、検証までに時間がかかりすぎる場合は、開発全体のコストパフォーマンスが悪化してしまうでしょう。

効果検証で得られるデータの価値と、検証にかかる時間・費用のバランスが取れているかを念頭において、MVP開発を選ぶかどうか判断することが大切です。

 

3.MVP開発が向いているケース・向いていないケース

MVP開発が向いているケース・向いていないケース

MVP開発は、以下のとおり、ケースによって向き・不向きがあります。

MVP開発が向いているケース・向いていないケース
向いている ・開発する商品が顧客のニーズと合っているか事前に確認したい場合
【例】新規事業やスタートアップなど
向いていない ・MVPの開発期間が2ヶ月以上になる場合
【例】複雑・大規模なシステムなど

 

3-1.MVP開発が向いているケース

MVP開発が向いているのは、開発する商品が顧客のニーズと合っているか事前に確認したいケースです。

新規事業やスタートアップ事業など、需要があるかどうか不明確な場合は、少ない人的リソースで速やかにPDCAサイクルを回して顧客のニーズを掴む必要があります。

こういう時こそ、最小限のコストや時間でユーザーの反応を見ることができるMVP開発が、向いていると言えるでしょう。

MVP開発が向いているケース
・新規事業やスタートアップなど顧客のニーズを事前に確認したい場合

 

3-2.MVP開発が向いていないケース

MVPの開発期間が2ヶ月以上になるなど、検証までに時間がかかりすぎる場合は、MVP開発に向いていません。

短期間で費用をかけずにPDCAサイクルを回せるからこそ、MVPを開発する意義があるからです。複雑・大規模な検証では、MVPを作るまでに多くの時間やコストを要してしまうので、かえってコストの無駄になってしまうでしょう。

このように検証そのものに手間ひまがかかる場合は、通常の開発手法を取った方がコストパフォーマンスがよくなる傾向にあります。

MVP開発が向いていないケース
・複雑・大規模な検証などMVPの開発期間が2ヶ月以上になる場合

 

4.MVP開発に取り組む際の注意点

MVP開発に取り組む際の注意点

単にMVP開発という手法を選びさえすれば、効果を実感できるものではありません。
MVPを開発するメリットを最大限享受するには、次の2点に注意する必要があります。

MVP開発に取り組む際の注意点2つ
1. 何をどのように検証するのかを決めておく
2. 「必要最低限」を正しく定義する

上記の注意点を押さえて、最適なフィードバックが得られるようにすることが大切です。

 

4-1.何をどのように検証するのかを決めておく

MVP開発をするなら、「サービス・商品のどのような部分について、どのように検証するのか」を具体的に決めておきましょう

せっかくMVPをリリースしても、何をどうチェックするのかが明確でないと、適切なフィードバックが得られなくなるからです。

狙ったポイントについて具体的なリアクションが得られなければ、

・改善すべきことが何かわからない
・市場ニーズと合っているのかどうかもよくわからない

という事態になりかねません。

ユーザーから的確なフィードバックが得られるようにするには、次のような準備をするとよいでしょう。

決めておくことの例
・欲しいフィードバックが得られるような具体的な質問
【例】・この機能は必要か不要か、理由はどのようなものか
   ・追加してほしい機能はどのような機能か、いくらくらい高くなってもその機能が欲しいか
   ・10段階評価で何段階目か
・フィードバックはどの範囲まで反映するか

 

4-2.「必要最小限」を正しく定義する

開発するMVPに搭載する「必要最小限」の機能は、ユーザーが有益なフィードバックをすることができるものにする必要があります。

必要最小限だからと言って、ユーザーの主要なニーズに当たる部分を削ってしまっては、正しいリアクションは得られないからです。

当たり前のことのように思えても、開発者目線で必要最小限の範囲を考えると、ユーザーのニーズとはズレてしまいがちです。ついつい開発者目線で必要最低限と思っている機能が、ユーザーから見れば余計な機能ということもよくあります。

利用者目線で正しく必要最小限の範囲を見極めることが大切です。

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5.まとめ

今回は、MVP開発を採用すべきかどうか判断するうえで欠かせないポイントについて解説しました。

最後に要点を振り返っておきましょう。

MVP開発とは、サービスや製品の一番のポイントとなる価値や機能を体感できる部分だけを先に作って実際に使ってもらい、そのリアクションを検証したうえで、本格的な開発に移行する開発方法です。

MVP開発のメリット・デメリットは次のとおりです。

MVP開発のメリット・デメリットのまとめ

このようなMVP開発が向いているのは、新規事業やスタートアップなど顧客のニーズを事前に確認したい場合で、向いていないのは、複雑・大規模な検証などMVPの開発期間が2ヶ月以上になる場合です。

MVP開発に取り組む際は、以下の点に注意してください。

・何をどのように検証するのかを決めておく
・「必要最低限」を正しく定義する

MVP開発の正しい理解を活かして、効率的に事業を進めるために最適な開発方法を選べるようになりましょう。

カンボジアのオフショア開発のメリット・デメリット|プロが比較解説

「オフショア開発先として、カンボジアってどうなんだろう?」
「カンボジアでオフショア開発をすると安いと聞くけど、どれくらいなんだろう?」

オフショア開発を考えている方は、そういった疑問を持っていませんか?

カンボジアでのオフショア開発の一番のメリットは人件費の安さです。アジアの中でも一番安い水準となっています。

こちらはアジア諸国のオフショア開発の人月単価の相場です。

人月単価の相場
カンボジア 17~26万円
インド 30~60万円
ベトナム 25~40万円
中国 35~55万円
タイ 27~37万円
インドネシア 24~32万円
フィリピン 21~30万円

カンボジアのエンジニアの人月単価は17万円~26万円と安く、他の開発国と比べると10万円以上安くなっているのが分かります。

他にも、日本人と感覚が似ているため、コミュニケーションの齟齬がおきにくいというメリットがある反面、品質が日本のレベルに達していないオフショア開発の歴史が浅い・インフラが整っていないといったデメリットもあります。

カンボジアでオフショア開発を行う際は、ただ単に費用が安く済むからという理由だけでなく、メリット・デメリットなども加味して総合的に検討する必要があります。

そこでこの記事では、

◉カンボジアでのオフショア開発の特徴
◉カンボジアでオフショア開発をするメリット
◉カンボジアでオフショア開発をするデメリット
◉カンボジアでオフショア開発をする費用
◉カンボジアでオフショア開発をする手順
◉カンボジアでオフショア開発をする際の注意点

について解説していきます。

この記事を最後まで読むと、カンボジアのオフショア開発の現状を知ることができ、オフショア開発の依頼国としてカンボジアにするかどうか判断することができます。

カンボジアのオフショア開発について知りたい方は、ぜひ最後までお読みになってくださいね。

 

1.カンボジアでのオフショア開発の特徴

カンボジアでのオフショア開発の特徴

まずは、カンボジアでのオフショア開発の特徴について解説していきます。

カンボジアは1993年に樹立され、世界的にはいまだ新興国に分類される国の1つとなっています。

▼国民性:温和でまじめ・日本人との相性が良い
▼言語:クメール語(カンボジア語)
▼日本との時差:2時間

カンボジアは近年、日本でのオフショア開発国として注目を浴びています。

その理由として、カンボジアはIT産業において、よりレベルの高い人材を育成・獲得する計画が進められており、技術や経済が安定して成長傾向にあること・人件費の安さが挙げられます。

ICT関連の学校が年々増えており、今後も技術力が向上すると期待されています。

これまでのカンボジアのIT事情は、アメリカや東南アジア諸国からの技術の輸入がメインでした。

そのため、IT大国とされるインドやベトナムなどの国と比べれば、一段も二段も劣ると考えられてきたのです。

しかし、日本の起業家によるIT人材育成大学の設立を機に、カンボジアは先進国の技術や人材確保への取り組みで急進的な成長を遂げています。

さらに、周辺国にはタイやベトナム・ラオスがあり、日本企業が人材を確保しやすいカンボジアの地理的状況にも由来します。

 

2.カンボジアでのオフショア開発のメリット

カンボジアでのオフショア開発のメリット

ここで、カンボジアでオフショア開発するメリットをお話ししていきます。

カンボジアでオフショア開発するメリットは次の3つです。

カンボジアでオフショア開発するメリット3つ

それぞれ解説していきますね。

 

2-1.人件費が安い

まずは人件費が安いというメリットがあります。

カンボジアは他の国に比べて人件費が安いので、オフショア開発費用を抑えることができます。

こちらはオフショア開発の人気国の人月単価の相場です。

人月単価の相場
カンボジア 17~26万円
インド 30~60万円
ベトナム 25~40万円
中国 35~55万円
タイ 27~37万円
インドネシア 24~32万円
フィリピン 21~30万円

オフショア開発国の中でも、技術力がトップクラスの中国やインドよりは、費用が半分ほどに抑えられ、フィリピンやインドネシアなど費用が安いと言われている国よりも安くオフショア開発をすることができるのです。

このように、カンボジアは他国に比べて人件費が安く抑えられるというメリットがあります。

 

2-2.日本との時差が少ない

次に日本との時差が少ないというメリットもあります。

日本とカンボジアの時差は約2時間ほどしかないので、メールや電話などのレスポンスも早く行うことができます。

オフショア開発をする際に、何か緊急で連絡をとらないといけないということもありますが、時差が大きい場合、すぐに連絡が取れない場合もあります。

カンボジアと日本は時差がほとんどなく円滑に連絡が取れるため、急なトラブルにも迅速に対応することができるのです。

 

2-3.親日で穏やかな性格

次に、カンボジアの人は親日でおだやかな性格というメリットもあります。

カンボジアと日本は古くから交流があり、親日度も高いです。また、カンボジアの人は、まじめで勤勉という国民性があり、日本人と感覚が似ています。

日本との親交もあり、感覚が似ているので、オフショア開発の失敗でありがちなコミュニケーションミスやニュアンスの齟齬がおきにくいというメリットがあります。

 

3.カンボジアでのオフショア開発のデメリット

カンボジアでのオフショア開発のデメリット

次に、カンボジアでオフショア開発をする際のデメリットをお話ししていきます。

カンボジアでオフショア開発する際のデメリットは次の3つです。

カンボジアでオフショア開発するデメリット3つ

それぞれ解説していきますね。

 

3-1.教育コストがかかる

まずは、教育コストがかかるというデメリットがあります。こちらはオフショア開発を現地法人を設立して事業として行う場合のデメリットになります。

その理由は、カンボジアでのオフショア開発の歴史は浅いということと、まともな教育が受けられず教育水準が低い時代がずっと続いていたため、エンジニアの能力やビジネスの理解度が、他の国より低いからです。

そのため、エンジニアへの教育コストがかかってしまうというデメリットがあります。

 

3-2.生活インフラが整っていない所が多い

次に、生活インフラが整っていない所が多いというデメリットがあります。

カンボジアは電気や通信のインフラがカンボジア全体に行き届いておらず、一部の地域ではまだまだ不安定です。そのため、急な停電などによって開発が進まず、納期に遅れてしまう可能性もあります。

生活インフラの整備は地域によっても差があるので、カンボジアでオフショア開発を行う際は、生活インフラが比較的安定している地域を選び、停電なども予想して余裕を持ったスケジュールにしましょう。

 

3-3.求めるレベルに差がある

次に、求めるレベルに差があるというデメリットがあります。

カンボジアの製品と日本の製品を比べてみると、カンボジアで一番良いとされるレベルのものでも日本の求めているレベルに達していないということがあります。

現在、カンボジアはIT化が進み、ITスキルが向上しているとはいえ、日本が求めているレベルには劣っているという現状があります。

そのため、レベルの高いもの、高品質なものを求める場合には不向きと言えるでしょう。また、カンボジアにオフショア開発を依頼する際は、プロジェクトの進行中も品質のチェックをこまめに行う必要があります。

 

4.カンボジアでのオフショア開発の費用目安

カンボジアでのオフショア開発の費用目安

次にカンボジアでのオフショア開発の費用についてお話していきます。

カンボジアでオフショア開発する際の人月単価は17万円~26万円です。おおよそベトナムの3分の2と言われています。

人月単価の相場
カンボジア 17~26万円
インド 30~60万円
ベトナム 25~40万円
中国 35~55万円
タイ 27~37万円
インドネシア 24~32万円
フィリピン 21~30万円

参照:オフショア開発Q&A|オフショア開発.com

他の国と比べても、コスト面でかなり抑えられるので、コストを重視したいという方にはおすすめです。

 

5.他国と比較したカンボジアの良さ

他国と比較したカンボジアの良さ

他国と比較した際にオフショア開発でカンボジアを選ぶ良さについてお話ししていきます。

オフショア開発でカンボジアを選ぶ良さ

他のオフショア開発国と比較した際のカンボジアの良さはコストを抑えられることです。

メリットや費用のところでもお話ししましたが、カンボジアでオフショア開発をする際の人件費は、他の国と比べても圧倒的に安いです。

しかし、品質が他の国より劣る・日本の求めるレベルに達していないというデメリットがあります。

そのため、オフショア開発をする際の優先順位として費用を抑えたいということを重視される人、高度なものを求めないオフショア開発をしたい人にとっては、カンボジアはおすすめです。

 

6.カンボジアにオフショア開発を委託する手順

カンボジアにオフショア開発を委託する手順

ここまで開設したカンボジアでのメリット・デメリット、費用などを考慮した上で、「カンボジアに委託したい」と考えた場合、どのようにオフショア開発を進めていけばよいか解説していきますね。

一般的な手順はこのようになっています。

オフショア開発を依頼する5ステップ

それぞれ解説していきますね。

 

6-1.オフショア会社を選ぶ

まずは、オフショア開発を請け負ってくれる会社を選びます。

会社を選ぶ際は、以下のようなポイントを意識すると良いでしょう。

オフショア開発の会社を選ぶ際の意識すべきポイント5つ

会社を選ぶときは、最初から一社に絞り込まずに、候補を数社あげて検討しながら進めていくのがいいでしょう。

会社選びのポイントについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もお読みになってくださいね。

 

6-2.希望要件の仕様を相談する

委託先の候補が上がったら、まずは候補となっているオフショア開発の会社に相談します。

企画・プロジェクトの詳細・希望する要件や仕様を担当者に伝えて、可能かどうか確認しましょう。

その際に、開発内容など絶対に外部に漏洩させたくないことを伝えなければならない場合は、この時点で「秘密保持契約書」を交わしておくのがおすすめです。

 

6-3.契約方式、開発方式を決める

こちらの希望通りの対応が可能だとなったら、次に契約方式と開発方式を決定します。以下のいずれか、案件に適したものを選びましょう。

【契約方式】

ラボ型契約 専属のエンジニアチームを一定期間にわたって社外に確保し、開発を行う
請負契約 案件1件に対して契約を結び、「決められた納期までに完成品を納品する」ことを約束する

【開発方式】

ウォーター
フォール型
最初に要件定義や仕様を決め込んで開発を進め、すべて完成してからリリースする
アジャイル型 要件や仕様はアバウトなままで開発をスタートし、短期間で
設計→リリース→テストを繰り返しながら、改修・改善を進める

ウォーターフォール型開発とアジャイル型開発のフェーズ

 

6-4.見積り

ここまで決まったら、見積もりを出してもらいます。

出してもらった見積もりを確認して、合意できれば契約に進みますが、問題や疑問があれば担当者に伝えて調整しましょう。

見積もりは、できれば数社に相談し相見積もりを取って比較するようにしましょう。なぜなら、オフショア開発の会社によって費用はもちろん、得意とする分野や方針等も様々だからです。

金額に納得でき、自社にあった会社に依頼するためにも相見積もりを取りましょう。

 

6-5.契約・開発スタート

相見積もりに合意できれば、いよいよ契約です。契約書を作成・締結し、それを受けてカンボジアでの開発がスタートします。

契約書を交わす際は、自社の発注内容と異なる部分がないか、契約書にしっかりと目を通しましょう。

また、仕様書も細かいチェックが必要です。日本人は仕様書を曖昧に記入し、あとで開発者とすり合わせながら計画を進めていくという流れがありますが、海外の人は仕様書に書かれてなければ実行してくれません。

そのため、仕様書は曖昧に作成せず、細かく記載する必要があります。

このように契約内容にしっかりと目を通し、相違がなければ契約書を交わし開発をスタートさせます。

 

7.カンボジアにオフショア開発を委託する際の注意点

カンボジアにオフショア開発を委託する際の注意点

ここでは、カンボジアにオフショア開発をする際の注意点をお話ししていきます。

カンボジアにオフショア開発する際の注意点は次の2つです。

カンボジアにオフショア開発する際の注意点2つ

それぞれ解説していきますね。

 

7-1.品質チェックをこまめに行う

まずは、品質チェックをこまめに行うということです。

デメリットの所でもお話しましたが、カンボジアの製品は、日本のレベルに達していない物も多いため、品質に関して認識のズレが生じる可能性があります。

したがって、カンボジアでオフショア開発をする際は、あらかじめ求める品質のレベルを共有しておき、プロジェクトの進行中も、こまめに品質チェックをするようにしましょう。

 

7-2.余裕を持ったスケジュールにする

次に、余裕を持ったスケジュールにするということがあります。

こちらもデメリットでもお話ししましたが、カンボジアは生活インフラが行き届いていないため、急な停電などにより開発が進まず納期に間に合わない可能性もあります。そのため、余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。

 

8.まとめ

いかがだったでしょうか?

カンボジアのオフショア開発について理解でき、オフショア開発先としてカンボジアにするかどうか検討することができたと思います。

最後にこの記事をまとめますと、

◉カンボジアでオフショア開発するメリットは
 ・人件費が安い
 ・日本との時差が少ない
 ・親日で穏やかな性格

◉カンボジアでオフショア開発するデメリットは
 ・教育コストがかかる
 ・生活インフラが整っていない
 ・品質が求めるレベルに達していない

◉カンボジアのオフショア開発の費用は人月単価が
 17万円~26万円

◉他国と比較したオフショア開発におけるカンボジアの良さは
 ・人件費が安い
 ・日本人と似た国民性で接しやすい

◉カンボジアのオフショア開発がおすすめな人は
 ・コストを抑えたい人

◉カンボジアでオフショア開発をする手順は
 ①会社を選ぶ
 ②要件・仕様を相談する
 ③契約方式・開発方式を決める
 ④見積り
 ⑤契約・開発スタート

◉カンボジアにオフショア開発を委託する際の注意点は
 ・品質チェックをこまめに行う
 ・スケジュールに余裕を持っておく

この記事を元に、あなたのオフショア開発が成功することを願っています。

【プロが教える】マレーシアのオフショア開発って結局どうなの?

「オフショア開発先として、マレーシアってどうなんだろう?」
「マレーシアでオフショア開発するメリット・デメリットを知りたい」

このようにお考えではないでしょうか?

マレーシアのオフショア開発の特徴はこのようなものがあります。

マレーシアのオフショア開発の特徴

マレーシアは、多言語開発ができたり、国を挙げてIT技術の向上に努めており、オフショア開発をすると免税が受けられる地域があったりと、オフショア開発による優遇を受けることができます。

しかし、人件費がそこまで安くない辞めやすいなどといったデメリットもあるため、オフショア開発をする際は、総合的に見て判断する必要があります。

この記事では、

◉マレーシアでのオフショア開発の基礎知識
◉マレーシアでのオフショア開発の費用相場
◉マレーシアでのオフショア開発の現状
◉マレーシアでのオフショア開発のメリット
◉マレーシアでのオフショア開発のデメリット
◉他国と比べたマレーシアの良いところ
◉マレーシアにオフショア開発を委託する手順
◉マレーシアにオフショア開発する注意点

について解説します。

この記事を読むと、マレーシアでオフショア開発をするかどうか判断することができます。

オフショア開発に興味がある方は最後までお読みになってくださいね。

 

1.マレーシアのオフショア開発の基礎知識

マレーシアのオフショア開発の基礎知識

まずはマレーシアのオフショア開発の基礎知識について以下の2つについて解説していきます。

・マレーシアの基本情報
・マレーシアでのオフショア開発の特徴

 

1-1.マレーシアの基本情報

まずはマレーシアの基本情報です。

言語:マレー語
国民性:人懐こくマイペース、楽観主義。
時差:1時間 (東京が1時間早い)
人口:3318万人(2022年時点)

▼マレーシアの特徴
・経済が著しく成長している
・人口が増加を続けており、平均年齢も非常に若い
・多民族国家

マレーシアの特徴として、「経済が成長している」「人口が増加しており、平均年齢も非常に若い」ということが挙げられます。

マレーシアの経済は、この30年間で急成長しています。

「ASEANの優等生」とも呼ばれ、ASEAN5(マレーシア・インドネシア・ベトナム・フィリピン・タイ)の中でも、最も経済成長した国とされています。

実際に1人当たりのGDPは、2020年時点で10.402ドルとASEANの中でシンガポール、ブルネイに続くGDPを誇っており、経済が安定して成長していることが分かります。

ASEAN各国の1人当たりのGDPの比較

引用:アジア大洋州局地域政策参事官室「目で見るASEAN」より

また、近年人口が増加しており、平均年齢も28.5歳と非常に若いという特徴もあります。

2022年時点で3318万人の人口が、2030年には3,726万人、2050年には4,346万人になると予想されており、人口の増加と成長率からも、今後ますます経済が成長していくと見られています。

【マレーシアの国民性から見た長所・短所】
マレーシアの国民性から見た長所と短所はこちらです。

■長所
・時間をかけてでも自分の仕事は最後までこなす
・チームの作業より個人の開発に能力を発揮する

■短所
・段取りを組んでの作業は苦手
・言いたいことがあっても主張しない
・マイペースで納期は守れないこともある

マレーシアの人は、マイペースですが、時間をかけてでも自分の仕事は最後までこなすという長所があります。また、チームのプロジェクトは好まず、個人の開発に能力を発揮します。

「段取りを組んでの作業は苦手」・「納期は守れないこともある」ので、オフショア開発の際にはしっかりと段取りを組んで、スケジュールの管理をすることで納期遅延を防ぐことができます。

また、何か言いたいことがあっても「自分の主張をしない」という特徴があるため、こちらが変化に気づき声をかけをする必要があります。

 

1-2.マレーシアでのオフショア開発の特徴

次に、マレーシアでのオフショア開発の特徴について解説していきます。

冒頭で少し触れましたが、マレーシアのオフショア開発の特徴として、以下のことが挙げられます。

マレーシアのオフショア開発の特徴

それぞれ解説していきますね。

 

1-2-1.ITスキルが年々向上・日本より上

まず、気になるマレーシアのITスキルについてですが、ITスキルが年々向上しており、日本より上のレベルに到達しています。

マレーシアは、1996年から、国家プロジェクトとして本格的にIT人材の育成に取り組み始めました。MDEC(デジタルエコノミー公社)を創立し、大学や研究機関・民間企業・行政の三者が連携する産学官連携により、IT産業を発展させてきました。

その結果、主要64カ国・地域のデジタル経済とデジタル技術の能力を評価する世界デジタル競争ランキング(2021年)では、マレーシアは27位となり、日本の28位を上回る結果となっています。

近年では、AI・lot・ARやVR・ブロックチェーンなどといった最先端の技術を活用した事例も増えており、IT技術の急成長が感じられます。

このようにマレーシアは国を挙げてIT産業に力を入れているため、マレーシアのITスキルは急成長し、日本を上回り最先端技術を活用するというほど、申し分のない技術力を誇っています。

 

1-2-2.多言語開発が可能

マレーシアは、主にマレー系・中国系・インド系の人種が暮らす多民族国家です。

そのため、マレーシア人のほとんどはマレー語と英語を話すことができ、中国語もよく使われています。

多民族国家であるがゆえに、さまざまな言語を話せる人がいて、オフショア開発においても多言語開発ができるという強みがあります。

多言語開発については、3章のマレーシアでオフショア開発するメリットで詳しく解説するのでそちらもご覧くださいね。

 

1-2-3.企業参入には免税などの優遇措置あり

マレーシアはIT産業の発展のために、海外企業の誘致も積極的に行っています。

具体的には、IT企業を優遇するタックスヘイブンという免税が受けられる地域があったり、MSCステータスという免税優遇制度があったりと、国を挙げて企業誘致に力を入れています。

そのため、現地で法人を作ってオフショア開発をする人にとっては、メリットの大きい国と言えます。

タックスヘイブンやMSCステータスについては、3章のマレーシアでオフショア開発するメリットで詳しく解説するのでそちらもご覧くださいね。

 

1-2-4.人件費はそこまで安くない

マレーシアのオフショア開発の人件費については、次章で詳しくお話ししますが、マレーシアのエンジニアの人件費は、他のアジア諸国に比べてそこまで安くありません。

したがって、単純にコスト面だけ見るとマレーシアに委託するのはメリットを感じないでしょう。しかし、多言語開発ができたり、企業参入の優遇措置が受けられたりなど、他の部分と総合的に見て判断するようにしましょう。

2.マレーシアでのオフショア開発の費用相場

マレーシアでのオフショア開発の費用相場

先ほど、「マレーシアでのオフショア開発の人件費はそこまで安くない」というお話しを少ししました。

ここではマレーシアでオフショア開発する際の費用についてより詳しく解説していきますね。こちらがマレーシアのエンジニアの人件費の相場です。

マレーシアのエンジニア人件費

日本よりかなり安いという訳ではなく、東南アジアにおいても割高な費用となっています。

マレーシアは経済成長率が高く日本と比べ人件費や物価の伸びが著しいので、今後も人件費が上がることを想定しておきましょう。

マレーシアにオフショア開発を依頼する際は、費用だけを見るとメリットはあまり感じられませんが、

・多言語開発が可能
・今後もITスキルが向上すること
・経済成長率が著しいこと
・平均年齢が高く、人口も増加しているので人手の確保がしやすい

といった部分でのメリットなども見て総合的に判断するようにしましょう。

また、現地で法人を作ってオフショア開発をする場合は、税制優遇などのメリットと、今後の人件費上昇の可能性も含めて、総合的に判断するようにしましょう。

 

3.マレーシアでのオフショア開発のメリット

マレーシアでのオフショア開発のメリット

ここでは、マレーシアでオフショア開発をする場合のメリットをお話ししていきます。

マレーシアでオフショア開発をする場合のメリットは3つあります。

マレーシアでオフショア開発をする場合のメリット3つ

それぞれ解説していきますね。

 

3-1.多言語開発が可能

まずは多言語開発が可能というメリットがあります。

マレーシアの公用語はマレー語ですが、同時に英語もたくさんの人が話すことができます。また、マレーシアは海外からの移住者も多いため、英語だけでなく、フランス語や中国語、ヒンドゥー語など、いろいろな言葉が使用されます。

そのため、英語圏や中国の会社と取引をする企業や、今後海外への進出を考えている場合は、多言語開発ができるマレーシアは大きなメリットと言えます。

 

3-2.税制優遇が受けられるタックスヘイブン

次にタックスヘイブンの地域があり税制の優遇が受けられるというメリットがあります。こちらは、マレーシアに拠点をおいた場合のメリットとなります。

この土地は「ラブアン」という名称で、マレーシア連邦の直轄領の1つで南シナ海に浮かぶ島です。

【タックスヘイブンとは】
タックスヘイブンとは、課税が全額免除されたり、軽減される国や地域のことです。資源や産業に恵まれない発展途上国などが、実質的な拠点は他国にある企業の流通や資産を税制上優遇することで、自国に呼び込むのが目的です。

マレーシアのラブアンに拠点をおくことで、税制の優遇が受けられるという大きなメリットがあります。

 

3-3.MSCステータス

次に「MSCステータス」という資格がもらえるということです。これは、最大10年間の免税優遇措置が受けられたり、外国人向けビザの無制限発給を受けるといったことが可能になります。

こちらも、マレーシアに拠点をおいた場合のメリットとなります。

MSCステータスを取ることで以下のメリットがあります。

・最大10年間の法人税免除
・日本人を含め外国人の知的労働者に無制限で就労ビザを発行
・外資規制の撤廃
・マルチメディア関連機器の輸入税免除

通常マレーシアでは、外国人が就労ビザを取得するためには、法人の資本金として最低でも50万リンギット(約1400万円・業種により2800万円)が必要となりますし、取得できる人数にも制限がありますが、このMSCステータスという資格があることで、無制限に発行できるというメリットがあります。

 

4.マレーシアでのオフショア開発のデメリット

マレーシアでのオフショア開発のデメリット

次にマレーシアでのオフショア開発のデメリットをお話ししていきます。

マレーシアでのオフショア開発のデメリットは以下の3つです。

マレーシアでオフショア開発をする場合のデメリット3つ

それぞれ解説していきますね。

 

4-1.人件費がそこまで安くない

費用のところでもお話ししましたが、マレーシアの人件費は他の東南アジアの国と比べても費用が高いので、人件費だけ見るとコストがかかるというデメリットがあります。

したがって費用の面だけ見るとあまりメリットは無いように感じるかもしれませんが、多言語開発が可能なので海外進出を考えている企業や、IT企業への優遇制度があるので拠点を移したいという企業にとってはメリットがあるので、総合的に判断しましょう。

 

4-2.辞めやすい

次に辞めやすいというデメリットがあります。

マレーシアは離職率が高く、給料をあげるために転職するケースが多くみられます。条件の良い会社があればすぐに辞めて移ってしまうので、毎年賃金を上げたり、賃金制度や待遇を工夫するなどといった工夫が必要になります。

 

4-3.休日が多い・風邪も有給休暇

マレーシアは休日が多いというデメリットがあります。

休日が多い上に、マレー系・中国系・インド系それぞれのお正月や各州ごとの休日などがあり、病気の際に有給休暇と別の病気休暇というものもあります。

休みが多く納期に間に合わないという可能性もあるので、お休みが多いということを考慮して余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。

 

5.他国と比べたマレーシアのオフショア開発の良いところ

他国と比べたマレーシアのオフショア開発の良いところ

ここでは、他国と比べたマレーシアのオフショア開発の良いところについてお話ししていきます。

他国と比べたマレーシアのオフショア開発の良いところは、以下の3つです。

他国と比べたマレーシアのオフショア開発の良いところ3つ

まずは多言語開発が可能ということです。メリットのところでもお話ししましたが、マレーシアは多民族国家のため、マレー語だけでなく中国語や英語などが話せるエンジニアも多いです。

そのため、日本だけでなく英語圏や中国など海外進出したい、多言語開発がしたいという方にとってマレーシアはおすすめです。

また、オフショア開発を事業として行う企業にとってマレーシアはとてもメリットがあります。それが、メリットのところでもお話ししたように、免税が受けられる地域「ラブアン」があったり、「MSCステータスの資格がもらえる」ということです。

マレーシアでのオフショア開発は、特に現地に法人を作りオフショア開発をする企業にとってメリットが大きいと言えます。

 

6.マレーシアにオフショア開発を委託する場合の手順

マレーシアにオフショア開発を委託する場合の手順

「マレーシアにオフショア開発を委託したいんだけど、その場合はどうすれば?」

と考える方もいるのではないでしょうか?

ここでは、マレーシアにオフショア開発を委託する際の手順を解説していきます。

マレーシアでオフショア開発を委託する手順は次の5ステップです。

マレーシアでオフショア開発を委託する手順5ステップ

それぞれ解説していきますね。

 

6-1.オフショア会社を選ぶ

まずは、オフショア開発を請け負ってくれるマレーシアの会社を選びます。

会社を選ぶ際は、以下のようなポイントを意識すると良いでしょう。

オフショア開発の会社を選ぶ際の意識すべきポイント5つ

会社を選ぶときは、最初から一社に絞り込まずに、候補を数社あげて検討しながら進めていくのがいいでしょう。

会社選びのポイントについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もお読みになってくださいね。

 

6-2.希望要件の仕様を相談する

委託先の候補が上がったら、まずは候補となっているオフショア開発の会社に相談します。

企画・プロジェクトの詳細・希望する要件や仕様を担当者に伝えて、可能かどうか確認しましょう。

その際に、開発内容など絶対に外部に漏洩させたくないことを伝えなければならない場合は、この時点で「秘密保持契約書」を交わしておくのがおすすめです。

 

6-3.契約方式、開発方式を決める

こちらの希望通りの対応が可能だとなったら、次に契約方式と開発方式を決定します。以下のいずれか、案件に適したものを選びましょう。

【契約方式】

ラボ型契約 専属のエンジニアチームを一定期間にわたって社外に確保し、開発を行う
請負契約 案件1件に対して契約を結び、「決められた納期までに完成品を納品する」ことを約束する

【開発方式】

ウォーター
フォール型
最初に要件定義や仕様を決め込んで開発を進め、すべて完成してからリリースする
アジャイル型 要件や仕様はアバウトなままで開発をスタートし、短期間で
設計→リリース→テストを繰り返しながら、改修・改善を進める

ウォーターフォール型開発とアジャイル型開発のフェーズ

 

6-4.見積り

ここまで決まったら、見積もりを出してもらいます。

出してもらった見積もりを確認して、合意できれば契約に進みますが、問題や疑問があれば担当者に伝えて調整しましょう。

見積もりは、できれば数社に相談し相見積もりを取って比較するようにしましょう。なぜなら、オフショア開発の会社によって費用はもちろん、得意とする分野や方針等も様々だからです。

金額に納得でき、自社にあった会社に依頼するためにも相見積もりを取りましょう。

 

6-5.契約・開発スタート

相見積もりに合意できれば、いよいよ契約です。契約書を作成・締結し、それを受けてベトナムでの開発がスタートします。

契約書を交わす際は、自社の発注内容と異なる部分がないか、契約書にしっかりと目を通しましょう。

また、仕様書も細かいチェックが必要です。日本人は仕様書を曖昧に記入し、あとで開発者とすり合わせながら計画を進めていくという流れがありますが、海外の人は仕様書に書かれてなければ実行してくれません。

そのため、仕様書は曖昧に作成せず、細かく記載する必要があります。

このように契約内容にしっかりと目を通し、相違がなければ契約書を交わし開発をスタートさせます。

 

7.マレーシアでオフショア開発する際の注意点

マレーシアでオフショア開発する際の注意点

マレーシアでのオフショア開発で失敗しないために、ここではマレーシアオフショア開発の注意点を解説していきます。

マレーシアでオフショア開発をする際の注意点は、次の2つです。

マレーシアでオフショア開発をする際のの注意点2つ

それぞれ解説していきますね。

 

7-1.スケジュール管理をしっかりする

まずはスケジュール管理をしっかりするということです。

なぜならマレーシアの人はマイペースであり、なおかつ休日が多いということもあり、納期に間に合わない可能性があるからです。

しかし、まじめで自分の仕事は責任もって取り組むというメリットもあります。

ゆとりを持ったスケジュールにするとともに、進捗状況を細かく確認し、スケジュール管理をしっかりし、納期の遅延を防ぎましょう。

 

7-2.マレーシア人は転職が多いので注意

マレーシア人は転職が多いので注意が必要です。

なぜならマレーシアの人は、より良い企業が見つかると、すぐに働いている会社を辞めて転職する傾向があるからです。

辞めないようにこまめに気を配ったり、待遇や勤務体制の工夫をしていきましょう。

高い技術力と豊富な実績を求めるならオフショアの人気国「インド」も検討しよう!

「もっと技術力の高い国に依頼したい」
「ハイクオリティのものや高度な技術のいる案件を頼みたい」
「オフショア開発の実績が豊富で、スムーズに進めたい」

このようにお考えなら、オフショア開発の人気国「インド」も検討してみると良いでしょう。

マレーシアと比べたインドのオフショア開発の魅力は、以下の2つです。

・トップレベルのITスキル
・オフショア開発の実績の豊富さ

オフショア開発人気国の中でも圧倒的なITスキルの高さで、高度な案件にも対応できます。

また、オフショア開発の実績も多い国なので、安心して依頼できますし、オフショア開発の失敗でよくある国民性の違いからくるトラブルも起こりにくいです。

オフショア開発を依頼する国選びは重要ですので、一度インドも依頼国として検討してみてください。

インドのオフショア開発について、詳しく知りたい方はこちらの記事もお読みになってくださいね。

 

8.まとめ

いかがだったでしょうか?

マレーシアのオフショア開発について理解でき、オフショア開発の依頼先としてマレーシアに依頼するかどうか判断できるようになったでしょうか。

最後にこの記事をまとめますと、

◉マレーシアのオフショア開発のメリットは
・多言語開発が可能
・税制優遇が受けられるタックスヘイブンがある
・MSCステータスの資格が取れる

◉マレーシアのオフショア開発のデメリットは
・人件費がそこまで安くない
・辞めやすい
・休日が多い

◉他国と比べたマレーシアのオフショア開発の良いところは
・多言語開発が可能
・税制優遇制度がある

◉マレーシアにオフショア開発をする手順は
1.オフショア開発会社を選ぶ
2.希望要件の仕様を相談する
3.契約方式・開発方式
4.見積もり
5.契約・開発スタート

◉マレーシアでオフショア開発する際の注意点は
・スケジュール管理をしっかりする
・マレーシア人は転職が多いので注意する

この記事を元にあなたのオフショア開発が成功することを願っています。

インド工科大学マドラス校とは|特徴、レベル、入学試験など徹底解説

「インド工科大学マドラス校とはどんな大学か?」
「世界的にもレベル高い大学だと聞いたけれど、本当?」

今この記事を読んでいる方は、そんな疑問を持っているでしょう。

「インド工科大学」とは、インドの理系国立大学23校の総称です。
中でもマドラス校は伝統もあり、教育や研究のレベルも高いインドでも最高峰の大学のひとつです。

卒業生も優秀で、世界的企業のトップを務める者や、業界にイノベーションを起こすアントレプレナーを多数輩出しています。

そこでこの記事では、インド工科大学とはどんな大学なのか、さまざまな切り口で見ていきましょう。

◎インド工科大学マドラス校の基本情報、沿革、学部
◎インド工科大学マドラス校のレベル
◎インド工科大学マドラス校の入学試験
◎インド工科大学マドラス校のカリキュラム
◎インド工科大学マドラス校の卒業生
◎インド工科大学マドラス校のキャンパスライフ

最後まで読めば、どんな大学かイメージできると思います。

この記事で、あなたにインド工科大学マドラス校の魅力が伝わるよう願っています。

 

1.インド工科大学マドラス校とは

インド工科大学マドラス校とは

インド工科大学マドラス校は、23校あるインド工科大学の中でもっともレベルの高い大学です。

まずはその基本的な情報からおさえておきましょう。

 

1-1.基本情報

インド工科大学マドラス校の校章

インド工科大学マドラス校(Indian Institute of Technology Madras)は、略称「IITM」と呼ばれます。

タミル・ナドゥ州チェンナイの、ギンディー国立公園の一部をキャンパスとして1959年に設立されました。
チェンナイ空港から10km、チェンナイ中央駅から12kmに位置する、自然豊かな大学です。

学生や教職員の多くは、キャンパス内にあるホステルに住み、構内には病院、ショッピングセンター、ジム、銀行、寺院までが揃っています。

・所在地:Chennai, Tamil Nadu, 600036, India
     (インド、チェンナイ)
・設立年:1959年
・学生数:学部生 2,105人/大学院生 4,112人/博士課程研究者 2,963人
・職員数:677人
・キャンパス面積:約250ha

 

1-2.沿革

インド工科大学マドラス校は、1959年に設立されました。

1956年、当時のインド首相・ネルーが西ドイツを公式訪問し、ドイツ政府から支援を受けてインドに高等教育機関を設立する協定を締結しました。

その支援内容は、

・ドイツ人教授の派遣
・20人のインド人教員のトレーニング
・20の研究所を設立するための科学技術機器の提供  など

で、これによりインド工科大学マドラス校が誕生したのです。

初代理事長はA.ラクシュマナスワミー博士、研究所の初代理事はB.セングプト博士が就任しました。

その後、1961年にはインドの国会において、「国家重要機関」であることが宣言されました。

1956年 ドイツと協定を締結
1959年 インド工科大学マドラス校 設立
1961年 国家重要機関に認定
1962年 インド・ドイツ技術支援プログラム 開始
1976年 フランス政府と航空部門への協力と支援に関する協定を締結

 

1-3.学部

インド工科大学マドラス校には、以下の学部があります。

・航空宇宙工学
・応用力学
・バイオテクノロジー
・化学工学
・化学
・土木工学
・コンピュータサイエンスとエンジニアリング
・電気工学
・工学的設計
・人文社会科学
・経営学
・数学
・機械工学
・冶金および材料工学
・海洋工学
・物理

 

2.インド工科大学マドラス校のレベル

インド工科大学マドラス校のレベル

インド工科大学マドラス校は、インド国内最高峰の高等教育機関として知られています。

では、そのレベルはどの程度でしょうか?
さまざまなランキングから見てみましょう。

 

2-1.NIRFランキング

「NIRF」とは「National Institutional Rank Framework」の略で、インド政府による国内の高等教育機関ランキングです。

大学をはじめとする各教育機関を、「教育、学習、リソース」、「研究と専門的実践」、「卒業結果」、「アウトリーチ(対外支援)と包括性」、「認識」の5つのパrメータで評価し、順位を決定しています。

インド工科大学の各校も順位づけされていますので、見てみましょう。
以下はIndia Rankings 2021: Overallからトップ10です。

India Rankings 2021: Overall

NIRFランク 大学名 NIRFスコア
1 インド工科大学マドラス校 86.76
2 インド科学研究所 82.67
3 インド工科大学ボンベイ校 82.52
4 インド工科大学デリー校 81.75
5 インド工科大学カンプール校 76.50
6 インド工科大学カラグプル校 75.62
7 インド工科大学ルールキー校 71.40
8 インド工科大学グワハティ校 69.26
9 ジャワハルラルネルー大学 66.61
10 バナラスヒンドゥ大学 63.10

ご覧のように、インド工科大学マドラス校は、インド国内の国立の高等教育機関の中で第1位に輝いています。
ちなみに、2019年から連続1位が続いていて、その前の2017〜2018年は2位でした。

大学の公式サイトでも、トップページで「The Champions of Technology」「The Best of the Best」「NO.! for 5 Years running…」と謳っています。

文字通り、インド最高峰の大学なのです。

 

2-2.世界大学ランキング

次に、視線をインド国内から国外に向けてみましょう。

世界中の大学や高等教育機関をランクづけした「世界大学ランキング」です。
さまざまな機関、企業が独自の指標にもとづいて順位をつけたランキングを公表しています。

その中でも、3大ランキングと言われるのが以下です。

◎「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(The Times Higher Education/THE)」世界大学ランキング
 →イギリスの「TIMES」紙が発行している高等教育の情報誌によるランキング

◎「クアクアレリ・シモンズ(QS)」世界大学ランキング
 →高等教育機関に調査分析結果を提供するイギリスの企業によるランキング

◎「世界大学学術ランキング(Academic Ranking of World Universities/ARWU)」
 →中国・上海交通大学が始め、現在は「Shanghai Ranking Consultancy」が発表しているランキング

これらにおいて、インド工科大学マドラス校がどの程度に位置付けられているか見てみましょう。

ランキング名 インド工科大学のランキング
タイムズ・ハイヤー・エデュケーション
(THE)世界大学ランキング2022
・インド工科大学ロパール校:351〜400位
・インド工科大学インドール校:401〜500位
・インド工科大学ガンディナガール校:601〜800位
クアクアレリ・シモンズ(QS)
世界大学ランキング2023
・インド科学研究所:155位
・インド工科大学ボンベイ校:172位
・インド工科大学デリー校:174位
・インド工科大学マドラス校:250位
2021年世界大学学術ランキング(ARWU) ・インド工科大学デリー校
・インド工科大学カラグプル校
・インド工科大学マドラス校:いずれも701〜800位

THEのランキングは、検索してもマドラス校が出てこないので、そもそもランキングに含まれていないのかもしれません。

が、それ以外のQS、ARWUのランキングでは、マドラス校は含まれていました。

ただ、インド工科大学の中でもトップの評価ではなく、QSではデリー校やボンベイ校の方が評価が高いようです。

それはなぜでしょうか?
評価の内訳を見てみましょう。

クアクアレリ・シモンズ(QS)世界大学ランキング2023

大学名 インド工科大学
ボンベイ校
インド工科大学
デリー校
インド工科大学
マドラス校
ランキング 172位 174位 250位



全体 46.7 46.5 38.6
学術的評価 53.3 49 38
雇用主からの評価 86.5 79.2 58.3
教員と学生の比率 25.8 27.7 27.6
学部あたりの引用数 25.8 65.2 58.3
留学生比率 1.6 1.7 1.4
国際教員比率 3.9 2.6 2.8
国際研究ネットワーク 58 42.2 41.4
雇用の成果 76.7 84.8 76.1

これを見ると、マドラス校は「学術的評価」、「雇用主からの評価」で他の2校に遅れをとっています。

とはいえ、世界中に2万3,000校あるとも言われる大学の中で見れば、上位1〜3%に含まれる優秀な大学であることは確かです。

 

2-3.就職力ランキング

インド工科大学が世界的に注目されているのは、大学としてのレベルの高さや研究成果だけではありません。
卒業生が優秀であるため、世界中のIT関連企業が獲得競争を繰り広げているのです。

そこで、インド工科大学マドラス校の「卒業生の就職力」も見ておきましょう。

前述の「クアクアレリ・シモンズ(QS)世界大学ランキング」には、「卒業生の就職力ランキング」というカテゴリーがあります。

それによると、インド工科大学各校の就職力ランキングは以下のようになっています。

クアクアレリ・シモンズ(QS)世界大学ランキング2022:卒業生の就職力ランキング

・101〜110位:インド工科大学ボンベイ校
・131〜140位:インド工科大学デリー校
・151〜160位:インド工科大学マドラス校
・201〜250位:インド工科大学カラグプル校
        デリー大学
・251〜300位:インド工科大学カンプール校
        ムンバイ大学
・301〜500位:インド科学研究所
・501位〜:インド工科大学ルールキー校

マドラス校は、151〜160位のランクに含まれています。

その評価は以下の通りで、卒業生の就職力が満点であるのが特徴的です。
「マドラス校卒」は、インドではもっとも就職に強いブランドのひとつだというわけです。

雇用主からの評価 45.4
同窓生たちの成果 43.9
卒業生の就職力 100

 

世界の企業が注目する「インド工科大学」の学生を
インターンシップを通じて採用するプロジェクト「GALK(ガルク)」

GAFAも欲しがる採用”超”難関校・インド工科大学の優秀な学生を、「自社でも採用したい!」と考える日本企業は多いでしょう。
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GALKは、企業の専属コンサルタントとして、次世代を担う即戦力エンジニアを見極め、約2ヶ月間のオンラインインターンシップを通して、採用を支援するサービスです。
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これまでにインターンシップを実施して1名も採用に至らなかった企業は一社もありません。

・自社の更なる開発力強化に優秀な技術者を必要とするIT企業
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このような希望、悩みをお持ちのご担当者様は、ぜひ「GALK(ガルク)」をご検討ください!

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3.インド工科大学マドラス校の入学試験

インド工科大学マドラス校の入学試験

このように、インド国内でトップクラス、世界的にも高く認められているインド工科大学マドラス校ですが、優秀な学生を獲得するためにどのような入学試験を実施しているのでしょうか?

実はインド工科大学各校に入るには、独自の試験制度「IIT-JEE(Indian Institutes of Technology-Joint Entrance Examination)」をクリアしなければなりません。

インドでもっとも難易度の高い試験で、その合格率は1%程度ともいわれ、「JEE Main」と「JEE Advanced」の2段階に分けて実施されます。

・JEE Main

インドで大学入学を目指す学生が受ける、比較的難易度の低い試験です。
毎年2回実施され、科目は数学、物理、化学です。

この試験で上位の成績をおさめた人が、インド工科大学入学に特化した「IIT-JEE Advanced」の受験資格を得ることができます。

・JEE Advanced

「JEE Main」をクリアした者が受けられる上級試験です。

インド工科大学のボンベイ校、デリー校、グワハティ校、カンプール校、カラグプル校、マドラス校、ルールキー校が共同で、年に1回実施します。

科目は数学、物理、化学の3つ、その成績上位者から順番に、インド工科大学23校の中から希望の大学、学部に入学することができます。

 

4.インド工科大学マドラス校のカリキュラム

インド工科大学マドラス校のカリキュラム

「IIT-JEE」をクリアしてインド工科大学に入学した学生には、どのようなカリキュラムが用意されているのでしょうか?

まず学部では、以下の3つのプログラムがあります。

◎B.Tech:4年間で工学分野の学位を取得するプログラム

◎デュアルディグリー(B.Tech & M.Tech):5年間で工学と科学の一部の分野で、学部と修士の学位を取得するプログラム

◎デュアルディグリー(BS & MS):生物科学と物理学の学位を取得するプログラム

次に大学院では、以下のようなプログラムが用意されています。

◎M.A.(統合): 開発学における統合修士号と英語学における統合修士号を取得する5年間のプログラム

◎修士課程(M.S.C):物理学、化学、数学の分野で修士号を取得する2年間のプログラム

◎M.Tech:さまざまな分野で幅広いコースを選択できる2年間のプログラム

◎MBA:経営学修士(MBA)を取得できる2年間のプログラム        など

 

5.インド工科大学マドラス校の卒業生

インド工科大学マドラス校の卒業生

さて、インドでは最高峰の名門大学であるインド工科大学マドラス校ですので、卒業生には優秀な人材を多く輩出しています。

そのうちの何人かを紹介しておきましょう。

◎グルラジ・デシュパンデ:IT機器メーカーシカモア・ネットワークス創業者

◎ハリ・バラクリシュナン:MITコンピュータサイエンスの富士通研究所教授

◎クリス・ゴパラクリシュナン:ITコンサルティング・ソフトウエア開発企業インフォシスの共同創設者

◎プレム・ワトサ:ブラックベリーを買収したフェアファクス・フィナンシャル・ホールディングス創設者、CEO

◎シュリダー・ベンブ:インドのソフトウエア開発会社ゾーホー・コーポレーション共同創設者

◎ラダ・ベンブ:同じくゾーホー・コーポレーション共同創設者、シュリダーのきょうだい

◎ラマナサン・V・グーハ:Googleフェロー、RSS技術の発明者、Schema.orgの創設者のひとり

◎ラグー・ラマクリシュナン:Microsoftのデータ担当最高技術責任者 兼 テクニカルフェロー

◎スブラ・スレッシュ:MIT工学部・元学部長、カーネギーメロン大学・元学長、アメリカ国立科学財団・元長官

以上を見ただけでも、インド工科大学マドラス校の卒業生がいかに優れた人材かがわかります。

特に、エンジニアとしての能力と経営の手腕を兼ね備えた人が多いことが特徴と言えそうです。

 

6.インド工科大学マドラス校のキャンパスライフ

インド工科大学マドラス校のキャンパスライフ

さて、ここまでインド工科大学マドラス校の学術面について説明してきました。
が、IITMはそのキャンパスライフも魅力的です。

そこで最後に、その一端を紹介しておきましょう。

IITMのキャンパスはもともと国立公園の一部だったので、自然豊かで、カモシカの一種・ブラックバックをはじめ多くの野生生物が生息しています。

敷地面積が約250haと広大なため、キャンパス内での移動用にバスやミニオートが運行されています。
が、学生には自転車か徒歩での移動が推奨されているようです。

また、1-1.基本情報で触れたように、インド工科大学マドラス校は居住型の教育研究施設です。

学生のほとんどはキャンパス内のホステルに住み、買い物や病院、銀行なども構内で済ませることができます

課外活動では以下のようなクラブ活動もさかんです。

<スポーツクラブ>
・アクアティクスクラブ
・陸上競技クラブ
・バドミントンクラブ
・クリケットクラブ
・フットボールクラブ
・ホッケークラブ
・スカッシュクラブ
・卓球クラブ
・テニスクラブ
・バレーボールクラブ
・重量挙げクラブ     など

<文化系クラブ>
・クイズクラブ
・音楽クラブ
・演説クラブ
・文芸クラブ
・美術クラブ
・メディアクラブ
・Eスポーツクラブ
・映画鑑賞クラブ
・デザイン&VFXクラブ    など

毎年1月には「サーラン」と呼ばれる学園祭が5日間にわたって行われ、さまざまなイベント、コンサートなどを楽しみに5万人以上が参加します。

 

7.まとめ

いかがでしょうか?
インド工科大学マドラス校がどのような大学か、よくわかったかと思います。

では、最後に要点をまとめましょう。

◎インド工科大学マドラス校は、インド国内の大学ランキング「NIRF」1位の名門校

◎特に卒業生の就職力が強い

◎入学試験は「JEE Main」と「JEE Advanced」の2段階、合格率は1%程度

◎4年間で学位を取るプログラムと、5年間で学位と修士を取るプログラムがある

◎学生のほとんどは、キャンパス内のホステルで暮らしている

以上を踏まえて、あなたがインド工科大学マドラス校をより深く理解できるよう願っています。

インド工科大学のレベルは?世界の有名大学、国内の大学と比較して解説

「インド工科大学はレベルが高いというけれど、どの程度?」
「親族がインド工科大学に留学したいと言うが、世界的に見てレベルが高いと言える?」

この記事を読んでいる方は、そんな疑問を持っているのではないでしょうか。

インド工科大学は、入学の難易度と卒業生の優秀さで、特に世界中のIT企業から注目を集めています。
そのレベルの高さは、「マサチューセッツ工科大学を超えた」と言う人もいるほどです。

「世界大学ランキング」ではまだそれほど高い評価は得ていませんが、「IT分野に絞ったランキング」では上昇してきていますし、「就職力ランキング」では就職後の雇用主からの評判が非常に高いことがわかっています。

このように、インド工科大学の「レベル」はどの視点で見るかによって異なります。
そこでこの記事では、いくつか視点を変えてそのレベル、位置付けを見ていきましょう。

◎インド工科大学のレベルとは?
◎世界大学ランキングでのレベル
◎NIRFのレベル
◎就職力のレベル
◎著名な卒業生

最後まで読めば、インド工科大学のレベルがどの程度が掴めるはずです。
この記事で、あなたの疑問が解決されることを願っています。

 

1.インド工科大学のレベルとは?

インド工科大学のレベルとは?

ひと口に「大学のレベル」と言っても、何を基準にして比較するかによって結果は異なります。
学生の成績、教育環境、研究成果、就職率などさまざまな視点からレベルをはかることが可能です。

インド工科大学の場合、「レベルが高い」と言われるのは、第一に「入学の難易度」です。

真偽は別として、「マサチューセッツ工科大学より合格するのが厳しい」「インド工科大学に落ちた人がマサチューセッツ工科大学に行く」と言う人もあるほどです。

これについては別記事インド工科大学の難易度は?他大学との比較、試験の難しさなどを解説でくわしく検証していますので、気になる方はそちらを読んでください。

さてもうひとつ、インド工科大学のレベルについて語られるのは、「卒業生の優秀さ」です。
インド工科大学の卒業生は非常に優秀なエンジニアやアントレプレナーになるケースが多いと言われます。

そのため、GAFA(Google、amazon、Facebook<現・META>、Apple)をはじめとする世界的IT企業が年俸1,000万〜2,000万円以上でリクルートすることも珍しくありません。

これについては、4.就職力のレベルで説明しますので、参照してください。

いずれにしろ、インド工科大学は大学としてもそこに通う学生の質も非常にレベルが高いのです。

ただ、インド工科大学はひとつの大学ではありません。
理系の国立大学23校の総称です。

そのため、同じインド工科大学の中でも各校でレベルは異なります。
この記事では、その各校ごとのレベルにも注目していきましょう。

 

2.世界大学ランキングでのレベル

世界大学ランキングでのレベル

では、具体的にインド工科大学のレベルはどの程度でしょうか?
まず、「大学としての評価」という視点で見るために、世界大学ランキングの順位から確認してみましょう。

 

2-1.総合

世界の大学を格付けするランキングは、さまざまなものが公表されています。
中でももっともポピュラーなのは、以下の3つのランキングです。

タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)世界大学ランキング
クアクアレリ・シモンズ(QS)世界大学ランキング
世界大学学術ランキング(ARWU)

では、これらのランキングではインド工科大学はどの程度の順位に位置付けられているでしょうか?
最新版での順位は以下の通りです。

ランキング名 インド工科大学のランキング(上位から3校)
タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)世界大学ランキング2022 ・インド工科大学ロパール校:351〜400位
・インド工科大学インドール校:401〜500位
・インド工科大学ガンディナガール校:601〜800位
クアクアレリ・シモンズ(QS)世界大学ランキング2023 ・インド工科大学ボンベイ校:172位
・インド工科大学デリー校:174位
・インド工科大学マドラス校:250位
2021年世界大学学術ランキング(ARWU) ・インド工科大学デリー校
・インド工科大学カラグプル校
・インド工科大学マドラス校:いずれも701〜800位

こう見ると、期待するほど順位が高くないのが意外です。

これらのランキングでは、ハーバード大学やケンブリッジ大学、スタンフォード大学といった歴史ある名門校が上位を占めています。

また、工科大学など専門分野に特化した大学で上位を獲得しているのは、マサチューセッツ工科大学やカリフォルニア工科大学などわずかで、総合大学がほとんどです。

 

2-2.IT分野

その点、インド工科大学が特に強みを持っているのはIT分野です。
そこで、この分野での世界大学ランキングを見てみましょう。

比較対象として、インドの他の大学のランキングもいくつか紹介しておきます。

ランキング名 インド工科大学のランキング
タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)世界大学ランキング2022:コンピュータサイエンス部門 ・81位:インド科学研究所
・201〜250位:インド工科大学インドール校
クアクアレリ・シモンズ(QS)世界大学ランキング2023:工学技術部門 ・65位:インド工科大学ボンベイ校
・72位:インド工科大学デリー校
・101位:インド工科大学カラグプル校
・103位:インド工科大学マドラス校
・122位:インド工科大学カンプール校
・145位:インド科学研究所
・222位:インド工科大学ルールキー校
・259位:インド工科大学グワハティ校
・346位:ベッロール工科大学
2021年世界大学学術ランキング(ARWU):コンピュータサイエンス&エンジニアリング部門 ・151〜200位:国際情報技術大学ハイデラバード校
・201〜300位:タパーインスティテュートオブエンジニアリングアンドテクノロジー
・301〜400位:インド工科大学カラグプル校
        ベッロール工科大学
・401〜500位:インド工科大学ボンベイ校
        インド工科大学デリー校
        インド科学研究所

総合ランキングと比較すると、かなり順位が上がります。
特にボンベイ校、デリー校、カラグプル校の3校は、インド工科大学の中でもIT分野で高いレベルにあると言えそうです。

 

3.NIRFのレベル

NIRFのレベル

次に、インド国内でのレベルについて考えていきましょう。
その際に指標となる「NIRF」というランキングがあります。

「NIRF」とは、「National Institutional Rank Framework」の略で、日本語にすると「国家機関ランキング枠組み」といった意味です。

インド政府の教育省が、国内の高等教育機関をランクづけするために設けた枠組み・指標で、人材育成省(MHRD)によって承認され、2015年9月29日に人材育成省の名誉大臣によって立ち上げられました。

各大学を「教育、学習、リソース」、「研究と専門的実践」、「卒業結果」、「アウトリーチ(対外支援)と包括性」、「認識」の5つのパラメータにもとづいて順位づけするもので、これを見れば、インド工科大学各校の大学としてのレベルがわかります。

ただ、23校すべてがこのランキングに参加しているわけではなく、最新版であるNIRF「IIT(インド工科大学)ランキング2021」では、17校のみがランクづけされました。

それぞれの順位は以下の通りです。

IIT
ランキング
大学名 NIRFスコア NIRF全体の
ランキング
1 インド工科大学マドラス校 90.19 1
2 インド工科大学デリー校 88.08 2
3 インド工科大学ボンベイ校 85.16 3
4 インド工科大学カンプール校 83.22 4
5 インド工科大学カラグプル校 82.03 5
6 インド工科大学ルールキー 78.08 6
7 インド工科大学グワハティ 73.84 7
8 インド工科大学ハイデラバード 68.69 8
9 インド工科大学(インド鉱山学校)ダンバード 64.07 11
10 インド工科大学インドール 62.56 13
11 インド工科大学バラナシ 62.18 14
12 インド工科大学ロパー校 58.09 19
13 インド工科大学パトナ 57.38 21
14 インド工科大学ガンディーナガル校 56.86 22
15 インド工科大学ブバネシュワール 55.71 28
16 インド工科大学マンディ 52.58 41
17 インド工科大学ジョードプル校 51.56 43

これを見ると、インド工科大学の中でもっとも評価が高いのはマドラス校、次いでデリー校、ボンベイ校となっています。

この3校は、前章の世界大学ランキングでも上位に顔を出しているので、国内でも世界的にもレベルの高い大学と言ってよいでしょう。

 

4.就職力のレベル

就職力のレベル

ここで少し視点を変えてみましょう。

「クアクアレリ・シモンズ(QS)世界大学ランキング」の中に、「卒業生の就職率力ランキング」というものがあります。

前述したように、インド工科大学については「卒業生のレベルが高い」「就職では引く手あまた」と言われていますが、それはどの程度でしょうか?

クアクアレリ・シモンズ(QS)世界大学ランキング2022:卒業生の就職力ランキングでは、以下のようになっています。

・101〜110位:インド工科大学ボンベイ校
・131〜140位:インド工科大学デリー校
・151〜160位:インド工科大学マドラス校
・201〜250位:インド工科大学カラグプル校
        デリー大学
・251〜300位:インド工科大学カンプール校
        ムンバイ大学
・301〜500位:インド科学研究所
・501位〜:インド工科大学ルールキー校

やはり、ボンベイ校、デリー校、マドラス校は、就職に関しても3強でした。

特にボンベイ校とデリー校は、このランキングの評価基準のひとつである「雇用主からの評価」が以下のように高いポイントを示しています。

<雇用主からの評価>
・インド工科大学ボンベイ校:86.5
・インド工科大学デリー校:79.2

インド工科大学の学生は、在学中に優秀なだけでなく、社会に出てもエンジニアやビジネスパーソンとして有能だということの証左でしょう。

世界の企業が注目する「インド工科大学」の学生を
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これまでにインターンシップを実施して1名も採用に至らなかった企業は一社もありません。

・自社の更なる開発力強化に優秀な技術者を必要とするIT企業
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5.著名な卒業生

著名な卒業生

同じく「卒業生のレベルが高い」と聞くと、「どんな人がいるのだろう?」という疑問も湧いてきます。

そこで、インド工科大学の卒業生から著名な人物を何人か挙げておきましょう。

◎サンダー・ピチャイ:Google CEO

インド工科大学の卒業生といえば、もっともよく名前があがるのがサンダー・ピチャイ氏です。

インド工科大学カラグプル校を卒業後、スタンフォード大学、ペンシルヴェニア大学で修士号をとりマッキンゼー&カンパニーに入社します。

そして、2004年にはGoogleに入社、Google Chrome、Gmail、GoogleMapなどの開発に尽力したのちにAndroid部門の責任者となり、2015年に43歳にしてCEOに就任しました。
Twitter

◎ニケシュ・アローラ:元ソフトバンクグループ代表取締役副社長 兼 ヤフー取締役会長

もうひとり、忘れてならないのがニケシュ・アローラ氏です。

インド工科大学バラナシ校(当時はバナーラス・ヒンドゥー大学)を卒業し、ボストンカレッジとノースイースタン大学で修士号を取得、いくつかの企業を経て2004年にGoogleに入社します。

2009年からはシニア・バイス・プレジデント兼CBOとなり、営業・マーケティング戦略部門の最高責任者に就任、その経歴を買われ、2014年にソフトバンクグループに移り、2015年にソフトバンク代表取締役副社長・ヤフー取締役会長に就任しました。

が、2016年には早くも任期満了で辞任、現在はパロアルトネットワークスCEOとなっています。
Twitter

 

6.まとめ

いかがでしたか?
インド工科大学のレベルがどの程度か、掴めたかと思います。

では最後にあらためて、ポイントを押さえておきましょう。

◎インド工科大学の学生はレベルが高いので、GAFAなど世界的IT企業が年俸1,000万〜2,000万円以上の年俸でリクルートする

IT分野の世界大学ランキングでは以下のような位置付け

ランキング名 インド工科大学のランキング
タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)世界大学ランキング2022:コンピュータサイエンス部門 ・81位:インド科学研究所
・201〜250位:インド工科大学インドール校
クアクアレリ・シモンズ(QS)世界大学ランキング2023:工学技術部門 ・65位:インド工科大学ボンベイ校
・72位:インド工科大学デリー校
・101位:インド工科大学カラグプル校
・103位:インド工科大学マドラス校
・122位:インド工科大学カンプール校
・145位:インド科学研究所
・222位:インド工科大学ルールキー校
・259位:インド工科大学グワハティ校
・346位:ベッロール工科大学
2021年世界大学学術ランキング(ARWU):コンピュータサイエンス&エンジニアリング部門 ・151〜200位:国際情報技術大学ハイデラバード校
・201〜300位:タパーインスティテュートオブエンジニアリングアンドテクノロジー
・301〜400位:インド工科大学カラグプル校
        ベッロール工科大学
・401〜500位:インド工科大学ボンベイ校
        インド工科大学デリー校
        インド科学研究所

◎インド国内のランキング「NIRF」では1〜8位をインド工科大学が独占

◎世界の大学の就職力ランキングでは、インド工科大学が高いスコアを示す
 ・101〜110位:インド工科大学ボンベイ校
 ・131〜140位:インド工科大学デリー校
 ・151〜160位:インド工科大学マドラス校

この記事で、あなたがインド工科大学についてより深く理解できることを願っています。

インド工科大学の天才たち|なぜ優秀な人材を多数輩出できるのかを考察

「インド工科大学には天才が多いと聞くけれど、本当?」
「なぜ多くの天才を輩出することができる?」

この記事を読んでいる方は、そのような疑問を持っていることでしょう。

インド工科大学は、卒業生の多くが世界のIT企業をリードする存在となっていることで注目を集めています。

中には、GAFA(Google、amazon、Facebook<現・META>、Apple)から年俸1,000万〜2,000万円以上を提示される卒業生も少なくないと言います。

さらには、43歳でGoogle CEOに就任したサンダー・ピチャイ氏など、著名な経営者の中にもインド工科大学の卒業生が多く見られます。

このように、他を抜きん出た天才が生まれる理由としては、以下のようなことが考えられます。

・独自の入学試験をクリアした学生のみが入学できること
・高い教育水準を保っていること
・「デュアルディグリー」という制度があること
・全寮制であること
・IT業界がカースト制による職業制限を受けないこと

そこでこの記事では、インド工科大学の天才たちについて紹介していきましょう。

◎インド工科大学が輩出した天才たち
◎インド工科大学に天才が多い理由

最後まで読めば、知りたいことがわかるでしょう。
この記事で、あなたがインド工科大学についてよく理解できるよう願っています。

 

1.インド工科大学が輩出した「天才」たち

インド工科大学が輩出した「天才」たち

近年、シリコンバレーをはじめとする世界中の大手IT企業では、インド人エンジニアやインド人経営者が活躍しています。

中でもインドの理系国立大学の最高峰・インド工科大学の出身者には優秀な人材が豊富だと言われ、卒業生に1,000万〜2,000万円相当の年俸を提示して獲得に躍起になる企業も増えています。

では、インド工科大学の卒業生の中で、実際に「天才」と言われ、業界にイノベーションを起こした人材にはどのような例があるでしょうか?

まずは著名な卒業生たちを見てみましょう。

 

1-1.Google CEO サンダー・ピチャイ

インド工科大学の卒業生といえば、まず筆頭に上がるのがサンダー・ピチャイ氏でしょう。

インド工科大学カラグプル校を卒業後、スタンフォード大学、ペンシルヴェニア大学で修士号をとりマッキンゼー&カンパニーに入社、2004年にはGoogleに入社しています。

Googleでの彼の優秀さを示すエピソードがあります。
実は、Googleが独自のブラウザ「Google Chrome」を開発しようというアイディアは、ピチャイ氏が発案したものだというのです。

当時のCEOは、そのプロジェクトを無駄だと判断して反対したそうですが、開発を進めた結果、Chromeは大きな成功をおさめました。

また、近年のピチャイ氏は「AIファースト」というコンセプトを掲げ、「Googleホーム」などの音声認識システムや、「Googleレンズ」に代表される視覚認識システムにも力を入れています。

AIを最大限に活用し、人々の生活に、今まで誰も成し得なかったイノベーションを起こそうとしているのです。

 

1-2.ソフトバンク元副社長 ニケシュ・アローラ

また、ピチャイ氏と並んで名前が上がるのが、ニケシュ・アローラ氏です。

出身は、インド工科大学バラナシ校(当時はバナーラス・ヒンドゥー大学)で、電子工学を学びました。
卒業後はボストンカレッジで理学修士、ノースイースタン大学でMBAを取得しています。

いくつかの企業で通信事業のアナリストとしての経験を積み、Googleに入社したのは2004年欧州・中東・アフリカ市場の事業開発責任者となり、最終的には実質NO.2の幹部にのぼり詰めました。

そして、その経験と実績を買われ、2014年にソフトバンクにバイスチェアマンとして迎えられます。

これは、孫正義社長の後継者候補としての入社だったと言われ、実際に翌2015年にはソフトバンク代表取締役副社長およびヤフー取締役会長に就任したことからも、孫氏がアローラ氏を高く評価していたことがわかります。

残念ながら2016年、アローラ氏は取締役を退任しますが、その際に孫氏は「彼は当社に世界レベルの事業遂行スキルを持ち込んでくれました」「事業戦略とその実行において比類なきスキルを持った非常に稀なリーダーです。グローバルビジネスのCEOとなりえる人物」というコメントを発表しました。(ソフトバンク公式サイト「当社代表取締役副社長 ニケシュ・アローラの顧問就任について 孫 正義は当社代表取締役社長として事業を継続」より)

現在のアローラ氏は、サイバーセキュリティ企業パロアルトネットワークスの会長兼CEOを務めています。

 

1-3.サン・マイクロシステムズ共同創業者 ヴィノド・コスラ

大手コンピュータ機器メーカーであるサン・マイクロシステムズの共同創業者、ヴィノド・コスラ氏インド工科大学デリー校の卒業生です。

電気工学の学士号を取得後、カーネギーメロン大学で医用生体工学の修士号を、スタンフォード大学でMBAを取得しました。

その後、スタンフォード大学の同窓生らとともにサン・マイクロシステムズを設立、CEOに就任しました。

退任後はコスラ・ベンチャーズを設立し、ベンチャーキャピタリストとして生物医学やロボット工学などの分野に投資しています。

ちなみに彼は、Forbes誌の「アメリカでもっとも裕福な400人」2021年版において、ジョージ・ソロスと並んで92位(資産86億ドル)にランクされたビリオネアとしても有名です。

 

1-4.Twitter CEO パラグ・アグラワル

もっとも最近注目を集めたインド工科大学卒業生といえば、2021年11月に37歳でTwitter社のCEOに就任したパラグ・アグラワル氏でしょう。

彼はインド工科大学ボンベイ校出身で、卒業後はスタンフォード大学でコンピュータサイエンスの博士号を目指していましたが、取得前の2011年にTwitter社に入社しました。

Twitterでは主にAIと機械学習専門のエンジニアとして頭角をあらわし、2017年には早くも最高技術責任者(CTO)に任命されました。

たとえば、機械学習にバイアスがかかってしまう問題に取り組み、また分散型SNS「BlueSky」の開発も主導しています。

アグラワル氏は学生時代からその天才を発揮していました。
2001年、高校生のときに国際物理オリンピックで優勝し、インド工科大学の入学試験「JEE」では77位の成績をおさめたそうです。

 

2.インド工科大学に天才が多い理由

インド工科大学に天才が多い理由

このように、IT企業を中心に世界的に活躍する人材を多く輩出しているインド工科大学ですが、ではなぜ多くの「天才」と呼ばれる人材を育てることができるのでしょうか?

その理由としては、以下の5つが考えられます。

 

2-1.特異な入学試験

まず、インド工科大学の試験は独特です。
「IIT-JEE」と呼ばれ、以下の2段階のテストを受けなければなりません。

・JEE Main:インドで大学入学を目指す学生が受ける、比較的難易度の低い試験
      毎年2回実施され、科目は数学、物理、化学
      →ここで上位の成績をおさめた人が、「JEE Advanced」の受験資格を得る

・JEE Advanced:「JEE Main」をクリアした者が受けられる上級試験
          インド工科大学のボンベイ校、デリー校、マドラス校など7校が共同で年に1回実施
          科目は数学、物理、化学
          →成績上位者から順番にインド工科大学23校の中から希望の大学、学部に入学できる

このテストが難しいのは、「不正解だと減点される」ことです。

正解した問題が加点されるのは一般的なテストと同様ですが、間違えた問題については「1問あたり−◯点」と決められた点数分がマイナスになるのです。

しかもインド工科大学の定員数は全受験者の1〜2%であるため、ほぼ満点に近い点数をとった者だけしか入学資格を得られません

つまり、インドでも優秀な学生のうちさらに選りに選られた超エリートのみが、IITの学生になれるというわけです。

 

2-2.高い教育水準

このような厳しい試験を通過して入学した学生は、インドでも最高の教育水準を誇る環境で学び、研究することができます。

というのも、インドには「インド工科大学法」という法律があり、これによりIITが「国家重要機関」に認定されているのです。

そのためインド政府がIITの教育水準を高めることに注力していて、国の予算も投入されています。

他の工科大学への助成金は年間200万〜400万ドル程度なのに対して、IITの場合は年間1,900万〜2,700万ドルにものぼるそうです。

インド工科大学では産学連携もさかんです。
日本企業も、NTT-ATとグワハティ校、スズキとハイデラバード校などが提携しています。

これにより、学術的な研究だけでなく実践的な視点も得られるなど、学生の知見をより広げることにも繋がるでしょう。

 

2-3.デュアルディグリー制度

また、インド工科大学では、4年間で学士号を得る日本の大学と同様なプログラムもありますが、それとは別に5年間で学士号と修士号を並行して取得する「デュアルディグリー」というプログラムも取り入れています。

これを選択した学生は、通常は「学部4年+大学院修士課程2年=6年」のカリキュラムを5年で修了しなければなりません。

日本の大学生のように、入学後は遊びやアルバイト三昧で過ごすことはできず、在学中に勉学に集中する必要があるため、卒業生は非常に優秀だと言われています。

 

2-4.全寮制

実はインド工科大学では、学内にホステルがあり、学生のほとんどはそこで生活します。
キャンパスには図書館や研究施設はもちろん、病院やショッピングセンターなどもあり、いざとなれば学外に出なくても生活できる環境が揃っています。

そのため、効率的に勉強と研究に集中できるのです。

また、学生同士の結びつきも強く、自治会や研究グループなどもさかんに活動しています。
学生たちは、インド工科大学生であることに愛着と誇りを持ちやすく、そのことも優秀な学生を育む結果につながっていると言えそうです。

 

2-5.カースト制度

最後に、インド独自の「カースト制度」が関係しているという説もあります。

カースト制度はインドの伝統的な身分制度で、階級によって結婚や職業選択などさまざまなことが制限されていました。

現在は、国家としてはカーストを廃止していますが、実際には国民生活に根強く残っていると言われます。

カーストでは職業選択の自由はなく、基本的には親の職業を世襲するため、貧しい家庭の子どもはその環境からなかなか抜け出すことができませんでした。

が、IT産業に限っては新しい職業で、カーストに縛られないとされています。

そのため、カースト下位の家系や貧しい家庭に生まれた優秀な子どもが、そこから這い上がるためにIT業界に集中するのです。

中でも彼らが目指す最高峰のひとつが、インド工科大学です。

ここを卒業すれば、欧米の大手IT企業から年俸1,000万〜2,000万円でリクルートされるのも夢ではありません。
つまり、IITにはカーストにかかわらずインド国内の天才が集まってくるというわけなのです。

世界の企業が注目する「インド工科大学」の学生を
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日本で唯一、インド工科大学全23校と連携しサービス展開をしています。

過去2年間で約50名の学生が日本企業でのインターンシップを実施し、うち75%のインターン生が正規採用を勝ち取っています。
これまでにインターンシップを実施して1名も採用に至らなかった企業は一社もありません。

・自社の更なる開発力強化に優秀な技術者を必要とするIT企業
・これからテクノロジー分野で新規事業を考えている「非IT企業」
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3.まとめ

いかがでしたか?
インド工科大学の天才たちと、それを生み出す秘密についてよくわかったかと思います。

では最後に、記事のポイントをまとめましょう。

◎インド工科大学には天才と呼ばれる人材が多く、特にIT産業で世界をリードしている

◎インド工科大学が多くの天才を輩出することができる理由は、
 ・特異な入学試験
 ・高い教育水準
 ・デュアルディグリー制度
 ・全寮制
 ・カースト制度

これを踏まえて、あなたがインド工科大学についてより深く理解できるよう願っています。

アジャイル開発の3つのメリットとは?特徴、向き不向きまで徹底解説

従来型の開発手法の課題を解決する手法として注目されるアジャイル開発の代表的なメリットは、次の3つです。

アジャイル開発の代表的なメリット

上記のとおり、アジャイル開発は、開発途中の仕様変更やエラー対応といった状況変化に強いことが、最大のメリットと言えるでしょう。

従来の開発方法と違ってアジャイル開発には、開発の初期段階ですべての仕様を確定させてしまわず、開発を進める中で顧客の意見を聞きながら少しずつ内容を固めていくという特徴があるので、臨機応変な対応ができるのです。

一方でアジャイル開発には、

・進捗の管理が難しい
・長期化すると開発のクオリティが変動しがち

などのデメリットもあります。

また、どのような場合でもアジャイル開発を採用するのがよいわけではなく、従来型の開発手法を採用したほうが時間と費用を抑えて質の高いシステム開発ができるケースもあることに、注意が必要です。

このようにメリットを最大限活かすには、具体的に特徴を把握し、アジャイル開発が向いているシーンで採用する必要があるでしょう。

そこで今回は、アジャイル開発を効果的に活用するうえで把握しておくべき以下のポイントを解説します。

【当記事のポイント】

・アジャイル開発とはどのようなものか
・アジャイル開発のメリット・デメリット
・アジャイル開発の活用事例
・アジャイル開発のメリットを活かせるケース、活かしにくいケース

アジャイル開発について上記のようなポイントを押さえることで、これから行うシステムなどの開発にアジャイル開発のメリットが活かせるのかどうか、判断できるようになります。

アジャイル開発は適切に活用することで、ニーズを最大限反映したシステムやアプリケーションを構築できる開発方法です。だからこそ、シーンや目的に合わせて有効活用できるようになりましょう。

 

1.そもそもアジャイル開発とは?図でわかりやすく解説

そもそもアジャイル開発とは?図でわかりやすく解説

アジャイル開発とは、1つのシステム開発を機能ごとなどの複数のフェーズに分けて、順番に開発していく手法を指します。

なお、アジャイル(agile)とは、「機敏」「素早い」を意味する英単語です。短期間のフェーズを速やかにいくつも繰り返す特徴を反映したネーミングになっています。

従来型の開発手法(ウォーターフォール開発)では、すべての機能についてまとめて設計からリリースまでの工程を進めていくのに対し、アジャイル開発は、機能ごとに工程を分け反復することが特徴です。

アジャイル開発と従来型開発のプロセス

従来型の開発方法とアジャイル開発がどう違うのかをきちんと把握した上で、アジャイルにするかどうかを検討することが、メリットを最大限活かすうえで重要です。

なお基本的な流れ以外にも、アジャイル開発は、発注者の関わり方・要件定義の確定時期・ニーズの反映させやすさ・スケジュール管理のしやすさなど、さまざまな点で従来型の開発とは異なります。

アジャイル開発と従来型開発の開発手法の違い

 

2.アジャイル開発のメリット3つ

アジャイル開発のメリット3つ

アジャイル開発の主なメリットは、次のとおりです。

アジャイル開発のメリット3つ
1. ニーズを柔軟に汲み取れる
2. 開発過程で仕様を変更できる
3. エラーを修正しやすい

ここでは、アジャイル開発を利用することで企業にとってどのような利点があるのか、具体的にご紹介します。

 

2-1.ニーズを柔軟に汲み取れる

アジャイル開発は、従来型の開発手法と比べると格段に要望を反映させやすく、顧客の細かなニーズにも柔軟に対応することができます

機能ごとといった単位で細分化し、順次フィードバックしながら開発を進めるので、できた部分を使ってみてフィードバックされるニーズを汲み取ることができるためです。

従来型の開発手法では反映させるのが難しかった次のようなニーズも、アジャイル開発なら拾い上げることができます。

【アジャイル開発が汲み取れるニーズ】

・実際に使ってみてわかった必要な機能や、改善すべき操作性
・開発初期には漏れていた仕様や、発注者側と開発者側で認識のずれがあった要望

このように、開発に着手する前にすべてのニーズを出し切れなくても後から比較的簡単に反映させられるので、思い通りの使いやすいシステムを構築しやすいのが、アジャイル開発のメリットです。

 

2-2.開発過程で仕様を変更できる

開発途中で仕様を変える必要性がでてきても、アジャイル開発なら臨機応変に対応することができます。

開発に着手する前に全体の仕様を細かいところまで確定させ、変更しないことを前提とする従来型の開発手法とは異なり、アジャイル開発では開発途中の変更を前提とし、当初に全体の仕様を厳密には確定させないためです。

そのため、以下のような事態が発生しても、アジャイル開発なら費用や時間をかけずに仕様変更することができます。

【アジャイル開発が対応できる状況】

・流行の移り変わりが激しい分野で、開発途中で市場のニーズが変わったので、搭載する機能を差し替えたい
・社内での開発に対する優先順位が上がったので、画面デザインを変更・拡充したい

上記のように仕様の見直しが必要な場面でも、

・コストを抑えて変えることができる
・手戻りが少ないので時間のロスも少ない

といった特徴のあるアジャイル開発は、要件が変わりそうな開発に最適な手法です。

 

2-3.エラーを修正しやすい

従来型の開発では時間や費用が多くかかっていたエラー修正も、アジャイル開発では負担を抑えて解決することができます。

アジャイル開発は、以下のとおり、不具合の早期発見・早期対応がしやすいプロセスになっているためです。

【アジャイル開発はエラー対応に強い】

・開発途中で何度もリリース・フィードバックのタイミングがあるので、不具合に早く気付ける
・できた部分から実際に使ってみられるので、イメージ違いなども早期発見・修正ができる

独自のアプリケーションを作るのでエラーが心配という場合や、開発が初めてでニーズを上手く伝えられるか心配な場合も、アジャイル開発なら安心して進められるでしょう。

 

3.アジャイル開発の活用事例

アジャイル開発の活用事例

アジャイル開発を活用することで具体的にどのようにメリットを活かせるのか、気になっている方も多いでしょう。ここでは、実際のアジャイル開発の活用事例2つをご紹介します。

アジャイル開発の活用事例
本田技研工業株式会社 サービスの変化・拡大への柔軟な対応を目的として、カーシェアリング用のアプリ開発にアジャイル開発を採用
ANAシステムズ
株式会社
業務効率化・業務改善を目指して開発内製化を進めるにあたり、複数のプロジェクトを同時進行しやすくする目的でアジャイル開発を採用

どういうケースでアジャイル開発のメリットが活かせるのか、一例として参考にしてみてください。

 

3-1.本田技研工業株式会社の事例

日本の大手輸送機器メーカー「本田技研工業株式会社」では、カーシェアリング事業をリニューアルするにあたって構築するサービスプラットフォームの開発に、アジャイル開発を採用しました。

アジャイル開発を採用した大きな理由は、顧客のニーズやビジネスの変化に合わせて、サービスの変更や拡大をしやすいプラットフォーム構築環境を準備するのに適していたからです。

開発にアジャイル的手法を採用したことで、

・アイディアや意見が出るとすぐにPDCAサイクルを回して検証できたのでニーズを柔軟に汲み取れた
・開発過程で仕様を変更できるので追加の仕様が判明しても、チームが一丸となって最適な解決方法を模索できた

といった効果がありました。結果、思い通りの機能やサービスを実装したプラットフォーム構築につながったのです。

参考:日本ビジネスシステムズ株式会社「アジャイル型開発事例

 

3-2.ANAシステムズ株式会社の事例

航空業界のITシステムの構築・保守などを手がける「ANAシステムズ株式会社」では、開発内製化を進めるにあたって、アジャイル開発を採用しました。

アジャイル開発を採用した主な理由は、複数のプロジェクトを短期間に複数進めるにあたって、チームの連携を高めるためにコミュニケーションを重視するアジャイル開発が有用だと考えたためです。

アジャイル開発を採用したことで、

・開発過程で仕様を変更できるのでチームで主体的な意見交換が促進され、問題点の改善につながった
・ニーズを柔軟に汲み取れるのでシステムのユーザーとの間で認識のずれがなくなり、満足度が向上した

といった成果が上がっています。

参考:Agile Studio「アジャイル共創事例

 

4.アジャイル開発のデメリット

アジャイル開発のデメリット

活用することでメリットが豊富なアジャイル開発ですが、以下のようなデメリットにも注意が必要です。

アジャイル開発のデメリット
1. 進捗の管理が難しい
2. 長期化すると開発のクオリティが変動しがち

メリットだけでなくデメリットについても具体的に把握し、アジャイル開発を採用するかどうか検討する際の参考にしましょう。

 

4-1.進捗の管理が難しい

複数のサイクルを反復するアジャイル開発では、進捗の管理が難しくスケジュールが間延びしやすいというデメリットがあります。

アジャイル開発の進捗管理が難しいのは、以下のとおり、開発全体のスケジュールを把握しにくいためです。

【アジャイル開発の進捗管理が難しい理由】

・随時仕様変更が可能なため、いつまでもスケジュールの全容が確定しない
・コミュニケーション重視の開発手法であるため、メンバー間の意見交換がうまくいかないとスケジュールが伸びがち
・複数の開発サイクルを反復するため工程ごとの期限が明確で無い場合が多く、締切を守らない・処理漏れが発生するなどの事態になりがち

リリースの最終期限が厳格に決まっているケースなどでは、アジャイル開発を採用するのは避けたほうがよいでしょう。

 

4-2.長期化すると開発のクオリティが変動しがち

開発者・発注者・各リーダーなど多くのメンバーが協働して開発するアジャイル開発では、開発期間が長期化するとメンバーの入れ替わりが発生するなどして、開発クオリティが変動しやすくなります

メンバー間の円滑な意見交換が開発の質を左右するアジャイル開発では、メンバーが入れ替わることで

・信頼関係や相互理解の程度がリセットされる
・各メンバーが集まれる時間にずれが生じ、ミーティング機会が減る
・メンバー間で目的意識にずれが生じる

といったことが生じ、コミュニケーションをとりづらくなると、開発の質が低下してしまいます。

このような事態を避けるためには、

・長期化するプロジェクトの場合は、アジャイル開発の採用は慎重に検討する
・メンバー変更時の引継ぎを徹底する
・できるだけ専任メンバーを確保する

といった対策を取ることが大切です。

 

5.アジャイル開発のメリットを活かせるケース

アジャイル開発のメリットを活かせるケース

これまでにご紹介したメリット・デメリットを踏まえると、アジャイル開発が向いている場合は、以下のとおりです。

アジャイル開発のメリットを活かせるケース
1. ニーズが漠然としている場合
2. 状況変化が想定される場合
3. 発注者が積極的に開発に参加できる場合

なぜ向いているのかを以下で解説しますので、参考にしてください。

 

5-1.ニーズが漠然としている場合

アジャイル開発は、ニーズが漠然としていて開発内容の全体像が明確でない場合に向いています。

開発途中の仕様変更を前提としているアジャイル開発では、開発の方向性が概ね決まっていれば、全容が確定していなくても、残りは開発を進めながら決めることができるからです。

部分的に作って実際に動かしてみてから不明確だった部分を決められるので、潜在的なニーズまで盛り込んだ思い通りの開発をしやすくなるでしょう。

ニーズが漠然としている場合とは、例えば、次のようなケースです。

アジャイル開発が向いているニーズが漠然としているケースの例
・独自システムを作る場合などで、必要な機能を十分に具体化しづらい
・新規事業で前例もないので、部分的に使ってみないと何が必要かよくわからない
・ソフトウェア開発を依頼するのが初めてで、ニーズがうまく表現できない

 

5-2.状況変化が想定される場合

優先順位が変わる・仕様変更が想定されるなど、開発内容に影響するような状況の変化が想定される場合にも、アジャイル開発が向いています。

アジャイル開発は、機能ごとなど小さいまとまりに分割して短期間の開発を繰り返していくので、開発途中でも少ない手戻りで仕様の変更ができるからです。

従来型の開発手法では、開発のフェーズが進んでからの変更には多くの時間や費用が必要ですが、アジャイル開発なら、コストを最小限に抑えることができます。

具体的な状況として、以下のような場合が考えられるでしょう。

アジャイル開発が向いている状況変化が想定されるケースの例
・流行の移り変わりが激しい分野で、開発途中で市場のニーズが変わる可能性がある
・新規プロジェクトなので、今後の状況によっては、社内での開発に対する優先順位が上下しそうだ

 

5-3.発注者が積極的に開発に参加できる場合

発注者側が開発過程に積極的に関わるつもりなら、アジャイル開発の強みを活かしやすく、迅速な開発も可能になります。

アジャイル開発は、開発途中に発注者などのフィードバックを踏まえてPDCAサイクルを回すことで、開発の精度を上げていくのが特徴だからです。

発注者が開発の全工程に関わり積極的に意見を言うつもりがあるなら、せっかくのフィードバックを最大限汲み取れるアジャイル開発を採用することで、開発の質を大幅に上げることもできるでしょう。

アジャイル開発が向いている発注者が積極的に開発に参加できるケースの例
・発注者がこだわりを多く詰め込んだソフトウェアなどを開発したい場合

 

6.アジャイル開発のメリットを活かしにくいケース

アジャイル開発のメリットを活かしにくいケース

ケースによっては、アジャイル開発のメリットが活かせないため、採用しないほうが無難な場合もあります。

アジャイル開発のメリットを活かしにくいケース
1. コミュニケーションが取りにくい場合
2. 納期の厳守を求められる場合

なぜ、アジャイル開発を採用するのに向いていないのか、以下で詳しく確認してみましょう。

 

6-1.円滑なコミュニケーションが取りにくい場合

発注者や開発者で作る開発チームの間で、コミュニケーションがとりにくいことが想定される場合は、アジャイル開発を採用するのには向いていません。

開発過程で積極的に意見交換することで、仕様の細部を決めたり開発のクオリティを上げたりするアジャイル開発では、コミュニケーションが活性化しないと、

・ニーズを反映させた開発を行うことが難しくなる
・開発がなかなか進まなくなり余計な時間やコストがかかる

というリスクがあるためです。

【コミュニケーションが取りにくい場合の例】

・スケジュール調整が難しく、対面コミュニケーションの機会が取れない
・利害関係が対立するなど、前向きなコミュニケーションが難しい

 

6-2.納期の厳守を求められる場合

最終的なリリース時期がフィックスされていて、納期の厳守を求められる場合も、アジャイル開発が向かないケースです。

アジャイル開発は、

・複数の開発サイクルを反復する
・仕様変更を前提としている

ことなどから、スケジュール管理が難しいためです。

開発スケジュールに余裕があり、多少納期に遅れても支障がない場合に、アジャイル開発を採用するようにしましょう。

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7.まとめ

今回は、アジャイル開発を効果的に活用するうえで把握しておくべきメリットや概要について、ポイントを解説しました。

アジャイル開発とは、1つのシステム開発を機能ごとなどの複数のフェーズに分けて、順番に開発していく手法を指します。開発途中の仕様変更やエラー修正に強いのが特徴です。

アジャイル開発のメリット・デメリットには、次のようなものがあります。

アジャイル開発のメリット・デメリット

アジャイル開発のメリットを活かせるケースは、次のとおりです。

・ニーズが漠然としている場合
・状況変化が想定される場合
・発注者が積極的に開発に参加できる場合

一方、アジャイル開発のメリットを活かしにくいケースには、次のようなものがあります。

・コミュニケーションが取りにくい場合
・納期の厳守を求められる場合

このようなポイントを踏まえて、アジャイル開発を適切に活用することで、ニーズを最大限反映したシステムやアプリケーションを構築していきましょう。

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